松江泰治 マキエタCC 東京都写真美術館 2022年1月23日まで
■ 松江泰治 マキエタCC
東京都写真美術館
会期: 2021年11月9日-2022年1月23日
世界各国の土地を独特なスタイルで撮影し続ける写真家、松江泰治氏がこれまでに発表した2つのシリーズをピックアップし、新作を交えた個展が東京都写真美術館で開催されます。1963年東京都出身の松江氏は東京大学理学部を卒業後、写真家としての活動を本格化させました。被写体にするものの殆どは地表であり、自然のままの場所、建物が並ぶ人工的な土地など世界中のあらゆる土地を写した作品を発表しています。一貫して写真の持つ平面性にこだわったスタイルを確立し、国内外での展覧会への参加、2002年に第27回木村伊兵衛賞、2012年に東川賞国内作家賞を受賞するなど常に大きな反響を得てきました。
「松江泰治 マキエタCC」で取り上げるのは、「CC」(2001年?)と「makieta」(2007年?)の二つのシリーズ。
「CC」とは、「City Code」の略でギリシャのアテネから始まり、世界各国の都市を松江泰治らしさの溢れるスタイルで撮影したシリーズです。「makieta」とはポーランド語で「模型」という意味があり、精巧な都市の「模型」を撮影した、「CC」に付随するシリーズともいえます。さらに、4点の新作映像作品も同時に展示し、近年の新たな挑戦も同時に楽しめる内容になっています。
今回記事として取り上げました松江泰治の作品集や図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、国内の写真家の作品集は品揃え商品拡充のために、特に買取も積極的にしていますので、写真集をお売りされる際にはご相談ください。
松江泰治の作品集や関連書籍
●「Gazetteer Taiji Matsu」
出版社名:大和ラヂエーター製作所
発行年月:2005年 初版
サイズ :19×16cm
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ソフトカバー
「あまりにも、あまりにもドラスティックなトポグラフィー」森山大道 (帯文)
松江泰治の作品集や関連書籍
●「In-between 7 松江泰治 イギリス、スロバキア」
著者名 :楠本亜紀, 菊田樹子, 松江泰治 (写真)
出版社名:EU・ジャパンフェスト日本委員会
発行年月:2005年8月 初版
サイズ :17×20cm
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ハードカバー
精緻なモノクロ写真で脚光をあびる木村伊兵衛賞受賞作家、初のカラー作品集。エロチックに浮き彫りになるディテールが視神経を刺す。(帯文)
松江泰治の作品集や関連書籍
●「hysteric 松江泰治 写真集 限定500部」
出版社名:ヒステリックグラマー
発行年月:2001年5月 初版
サイズ :31×32×1.7cm
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ハードカバー
限定500部。
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松江泰治の作品集や関連書籍
●「Cependant... Le Livre le Plus Court du Monde」
出版社名:大和ラヂヱーター製作所
発行年月:2006年3月 初版
サイズ :30×31×1.5cm
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ハードカバー
テキスト:日本語、英語
静岡県の海、街、山地、農地などを空撮でとらえたカラー写真が、多数掲載。
ブックデザイン/中島英樹
松江泰治の作品集や関連書籍
●「写真分離派宣言」
著者名 :鈴木理策,鷹野隆大,松江泰治,清水穣,倉石信乃
出版社名:青幻舎
発行年月:2012年3月 初版
サイズ :128ページ 26×19cm
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ソフトカバー
対談
倉石信乃×清水穣
鈴木理策×鷹野隆大
鷹野隆大×松江泰治
未発表作品掲載/鈴木理策略/鷹野隆大/松江泰治
松江泰治の作品集や関連書籍
●「Taiji Matsue Landscapes」
出版社名:Stiftung Museum Schloss Moyland
発行年月:2005年
サイズ :67ページ 16×22cm
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ハードカバー
テキスト:英語、ドイツ語
砂漠、大森林といった辺境の土地の多様な地表を均質な光のもとに収める現代フォトグラファー、松江泰治の、2005年にドイツで開催された展覧会の図録。
モノクロのランドスケープ・フォトが、60点掲載されています。