『図録 ウィンザーチェア 日本人が愛した英国の椅子』は、2017年に長野県信濃美術館で開催された展覧会の図録で、160ページ・26×18cmの構成です。英国伝統の「ウィンザーチェア」が日本人の生活とどのように結びつき、愛されてきたかを、造形美や木工芸の視点から紹介しています。民藝運動や柳宗悦の思想とも関連し、家具デザインの歴史を理解する上で重要な一冊です。
英国家具を代表するウィンザーチェアは、シンプルな生活道具でありながら高い造形美を備えた椅子として、今も世界中の家具デザインに影響を与えています。そのため、家具の洋書や建築書、家具デザイン書に収録されたウィンザーチェア関連の作品集や展覧会図録は、コレクターや研究者から安定した需要があります。特に絶版になった図録や洋書は、資料価値の高さから高額での査定対象となります。
セシルライブラリでは、ウィンザーチェアをはじめとする英国家具や木工芸に関する書籍、家具デザインの専門書を積極的に高価買取しております。
・家具の洋書や建築書をはじめとするデザイン関連の書籍
・英国家具や民藝運動に関する展覧会図録
・柳宗悦や生活道具に関する専門書
・家具デザインや造形美を追求した国内外の作品集
こうした資料は建築・デザイン分野の研究やコレクションに欠かせないため、国内外を問わず高評価で買取いたします。
詳細を読む »『Memphis Research, Experiences, Failures and Successes of New Design』は、Barbara Radiceによる著作で、Thames & Hudsonから1994年に再版された207ページの重要な資料です。
本書は、1980年代初頭にミラノで誕生した前衛的なデザイン集団「メンフィス(Memphis)」の活動と思想を体系的にまとめたもので、ポストモダン・デザインやイタリアン・デザインの歴史を語るうえで欠かせない一冊といえます。
エットレ・ソットサスを中心に、マイケル・グレイヴスら多彩なデザイナーが参加したメンフィスの挑戦的な試みは、従来の工業デザインの枠組みを打ち破り、家具や照明、テキスタイル、陶磁器など生活に密接した領域へと広がっていきました。
その影響は国際的にも波及し、日本では倉俣史朗をはじめとするデザイナーたちが大きな刺激を受けています。
ページには、ポップな色彩や幾何学的形態、幾何学模様を駆使した造形が数多く掲載され、華やかでありながら実験精神に満ちた彼らの軌跡を追体験できます。単なるデザイン書にとどまらず、1980年代を象徴する文化運動の記録として、現在でも研究者やコレクターから高く評価されています。
メンフィスはエットレ・ソットサスを中心に、マイケル・グレイヴスら国際的なデザイナーが結集した革新的なデザイン運動です。ポストモダン・デザインを象徴する存在として注目され、その独創的な活動は近年ますます評価が高まっています。関連書籍や展覧会カタログは研究者や愛好家からの需要が安定しており、特に初期に刊行された洋書や図録は市場でも入手困難なものが多く、希少価値の高いタイトルは高額での取引が期待できます。
当店では、メンフィス関連の作品集やデザイン書を国内外問わず積極的に高評価しています。家具や照明、陶磁器、テキスタイルといったジャンルを扱う資料はもちろん、ポストモダン・デザインやイタリアン・デザインに関する専門書や展覧会カタログも買取対象です。デザイン史を彩る重要な資料は市場価値が高いため、蔵書整理や研究書籍の売却をお考えの方はぜひご相談ください。
デザイン本の買取について
『Sitting on the Edge Modernist Design from the Collection of Michael and Gabrielle Boyd』は、モダニスト建築や家具デザインの粋を一望できる貴重なカタログです。1998年にサンフランシスコ近代美術館より刊行され、オットー・ワーグナー、ヨーゼフ・ホフマン、フランク・ロイド・ライト、アドルフ・ロース、ヘリット・トーマス・リートフェルト、ジオ・ポンティ、マルセル・ブロイヤー、ジャン・プルーヴェ、チャールズ&レイ・イームズ、アルヴァ・アアルト、ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセンなど、20世紀を代表するデザイナーや建築家の家具・プロダクトが網羅されています。シンプルな機能美と詩的表現が共存するバウハウスデザインから北欧モダンまで、各潮流の変遷を豊富な図版と批評的解説で立体的に紹介。家具単体の造形だけでなく、空間との調和や思想性まで深く踏み込み、デザイン史・建築史研究においても資料価値が非常に高い一冊です。コレクターはもちろん、インテリアデザインやモダニズム建築を志す方にとっても必携の内容となっています。
モダニズムデザインの家具やプロダクト関連の書籍は、専門性の高さと限定発行の背景から現在も安定した需要があります。特にジャン・プルーヴェやマルセル・ブロイヤー、イームズ、アアルトらによる作品を収録した図録や作品集は、バウハウスデザインやミッドセンチュリーモダンの研究・コレクション用として評価が高く、保存状態の良い書籍はプレミアム査定になることも少なくありません。
セシルライブラリでは、オットー・ワーグナー、ホフマン、フランク・ロイド・ライトなどの巨匠をはじめ、ジャン・プルーヴェ イームズ ハンス・J・ウェグナーなど北欧のモダンデザインを継承した建築家の作品集など国内外の家具・インテリア・プロダクトデザイン関連書籍を幅広く取扱いしています。特装本や限定カタログ、展覧会図録なども一冊ずつ丁寧に査定。買取のご依頼は全国対応で、個人のお客様・法人様問わずお取引実績が多数ございます。
詳細を読む »『Alvaro Siza Ferreira Alves Casa Beires』は、ポルトガルを代表する建築家アルヴァロ・シザが手がけた住宅「Casa Beires」に焦点を当てた貴重な作品集です。2017年にAmag Editorialから刊行され、テキストはポルトガル語と英語のバイリンガル構成。わずか80ページながら、詩的な空間表現と「白の建築」の美学を体現した設計を、詳細なスケッチや設計図、豊富な写真とともに紹介しています。建築家シザがフェルナンド・タヴォラ、ラファエル・モネオ、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ、ピーター・ズントー、レンゾ・ピアノなど現代建築の巨匠たちと共鳴しながら育んだ独自の建築哲学と、空間の密度や光の扱いを深く理解できる内容です。建築を志す方や研究者、デザイン愛好家にとっても、資料価値の高い一冊です。
アルヴァロ・シザの作品集や建築書は、国内外の建築家やコレクターに高い人気を誇ります。初版や限定出版は市場価値が上がりやすく、特に「白の建築」を象徴する住宅プロジェクトを扱った書籍は評価が高い傾向があります。詩的表現や近代建築の系譜を研究する資料としても価値があり、保存状態が良いものは高額査定の対象です。
セシルライブラリでは、アルヴァロ・シザをはじめ、フェルナンド・タヴォラ、ラファエル・モネオ、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ、ピーター・ズントー、レンゾ・ピアノなど国内外の建築家の作品集や展覧会図録を積極的に買取しています。住宅設計や近代建築の記録は建築史の貴重な資料として需要が高く、1冊からでも丁寧に査定いたします。
詳細を読む »『The Furniture of Carlo Mollino』は、20世紀イタリア建築界を代表する鬼才、カルロ・モリーノによる家具デザインを体系的にまとめた全集的作品集です。2009年にPhaidon社より刊行され、240ページにわたって彼の設計哲学や創作の背景を丹念に掘り下げています。収録されているスケッチや設計図からは、建築家としての緻密な構成力と、家具を単なる道具としてではなく“空間における造形芸術”として捉えた独創的な視点が浮かび上がります。美術書・建築書・インテリア資料としての価値も高く、カタログレゾネとしてコレクターや専門研究者の間でも非常に高く評価されている一冊です。
建築家が手がけた家具デザイン書は、その造形思想や設計プロセスを知る上で重要な資料とされており、美術館・建築事務所・大学の研究室などからも高い需要があります。とくにカルロ・モリーノのような前衛的かつ詩的なデザイン哲学を持つ建築家の全集的資料は、希少価値が高く、中古市場でも高額で取引されることがあります。設計図やスケッチが掲載されたもの、カタログレゾネ形式の書籍は、とくに収集家や建築研究者から高く評価されています。
セシルライブラリでは、建築家による家具デザイン書を積極的に評価・買取しています。カルロ・モリーノをはじめ、ジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアン、アルヴァ・アアルト、フランク・ロイド・ライトなどの家具・インテリアに特化した書籍は、和書・洋書を問わず評価の対象となります。特にスケッチや図面が豊富な資料や、限定出版された美術書・建築作品集については、専門知識をもって丁寧に査定いたします。
セシルライブラリでは、カルロ・モリーノをはじめとする建築家が手がけた家具デザイン関連の書籍・洋書を積極的に買取しております。設計思想や美意識を記録した貴重な資料は、国内外で高い評価を受けており、希少性の高いものは高額査定の対象となります。お手元にご不要な建築・デザイン関連の書籍がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
1999年にClarkson Potterより刊行された『Malaparte: A House Like Me』は、建築と思想、芸術が交差する稀有な住宅建築をテーマにした一冊です。著者Michael McDonoughがカプリ島の崖に建つカサ・マラパルテの建築美と、その設計に関わった思想家クルツィオ・マラパルテの人物像を探求。カール・ラガーフェルドやエミリオ・アンバースといったファッション界の巨匠たちにも影響を与えた本書は、建築・デザイン・写真表現の交差点として、今なお高い評価を受けています。
本書では、ロバート・ヴェンチューリやピーター・アイゼンマンといったポストモダン建築家がマラパルテ建築にどう向き合ったかが語られます。また、磯崎新やフィリップ・スタルク、マリオ・ボッタ、スティーヴン・ホールといった国際的な建築家やデザイナーたちのインスピレーション源としても、マラパルテ邸は多大な影響を与えました。建築史や理論、デザインの交錯点に関心のある読者にとって、本書は資料的価値が極めて高い一冊です。
住宅建築にフォーカスした作品集や写真集は、造形的な魅力と居住空間に対する哲学が融合されたジャンルとして、国内外のコレクター・建築家・美術館・研究者から人気を集めています。特に絶版となった洋書や初版限定の美装本は、中古市場において安定した需要があり、高額査定につながるケースも少なくありません。
セシルライブラリでは、海外の建築家による住宅建築作品集を中心に、関連するデザインブック・展覧会図録・限定本などを積極的に買取しています。ロバート・ヴェンチューリ、ピーター・アイゼンマン、フィリップ・スタルク、磯崎新、スティーヴン・ホール、エミリオ・アンバース、マリオ・ボッタらに関連する洋書建築資料は、とくに高評価での買取対象です。
セシルライブラリでは、『Malaparte: A House Like Me』のように思想性・芸術性を備えた建築洋書を高く評価しています。海外建築家の住宅作品集、美装本、絶版図録などをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。1冊からの査定にも対応し、専門スタッフが丁寧に評価いたします。
※本記事は、実際の取扱実績および書籍情報に基づき構成されています。
詳細を読む »The Charged Void: Architecture|Alison and Peter Smithson|英国モダン建築の思想書を入荷しました
英国建築界を代表する建築家ユニット、**アリソン&ピーター・スミッソン(Alison and Peter Smithson)**による代表的建築思想書『The Charged Void: Architecture』が入荷いたしました。
2001年にMonacelli Pressより刊行された本書は、戦後英国モダン建築のなかでも異彩を放つ彼らの思想とプロジェクトを総覧できる、Brutalist Architecture(ブルータリズム建築)で600ページにわたり、住宅、アパートメント、病院、図書館、教会、大学などのプロジェクト多数が、内外ディティールのモノクロ写真と図面、ドローイングが掲載された重要文献です。
彼らが設計したスミスドン邸をはじめ、ハーマン・ヘルツベルハーやアルド・ファン・アイクらと並び語られる「ポストCIAM以後の都市と建築の在り方」を巡る問いに深く迫る一冊。ユートピア建築や英国の建築家の思想に関心のある方には見逃せない構成です。
本書は現在絶版となっており、状態良好な中古本は市場でも入手が難しい貴重な洋書です。
・スミッソン夫妻に関する建築作品集・批評書
・英国モダン建築・ブルータリズム・ユートピア建築に関連する洋書・図録
・ハーマン・ヘルツベルハー、アルド・ファン・アイクなどのオランダ・英国建築家の書籍
・絶版・希少性の高い建築思想書や復刻版
セシルライブラリでは、1冊からでも送料無料の宅配買取に対応しております。
まとまった冊数をご希望の方には出張査定も行っておりますので、英国建築やブルータリズム関連書籍の整理をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※本記事は、実際の取扱実績および書籍の情報に基づき構成されています。
詳細を読む »『Hugo Häring: Schriften, Entwürfe, Bauten』|モダン建築・ドイツ表現主義建築書籍買取強化中|セシルライブラリ
有機的建築思想の先駆者として知られるドイツの建築家フーゴ・へーリングの思想と設計を体系的に収録した書籍『Hugo Häring: Schriften, Entwürfe, Bauten』が入荷いたしました。本書は、近代建築の理論と実践を記録する「Dokumente der Modernen Architektur(近代建築の記録)」シリーズの第4巻として、Karl Krämer Verlagより1965年に刊行された貴重なドイツ語原書です。へーリングの哲学的思考と、曲線を活かした革新的な建築設計を図面・写真・論文を通じて網羅しており、戦間期の建築運動やモダニズム建築の潮流を理解するうえで重要な一次資料といえます。
セシルライブラリでは、近代建築・表現主義・バウハウス・有機的建築などに関連する建築書籍や作品集の買取を積極的に行っております。希少なドイツ語原書やシリーズもの、美品・初版の専門書についても正確に評価し、丁寧に査定いたします。
・Hugo Häring、Hans Scharoun、Bruno Tautなどのドイツ建築家に関する資料
・Dokumente der Modernen Architekturシリーズ、Bauhaus Bucherなどのシリーズ建築書
・現代美術、アートアーカイブ資料、アメリカ美術の小論や研究書
・Hatje Cantz、Taschen、Rizzoli、Thames & Hudsonなどの美術洋書
・全国どこからでも宅配送料無料
・蔵書が多数ある場合は出張査定も承ります
・建築思想、理論系書籍、モダンデザイン関連文献
・欧州建築史・近代建築運動に関する洋書・和書
『Hugo Häring: Schriften, Entwürfe, Bauten』は、戦間期から戦後にかけてのドイツ建築思想を学ぶうえで欠かせない一冊であり、有機的建築や表現主義建築に関心のある研究者・建築家にとって非常に価値の高い資料です。建築の思想と設計が密接に結びついたへーリングの業績は、現代建築にも通じる示唆に富んでいます。
セシルライブラリでは、このようなモダニズム建築に関する洋書・理論書・シリーズ資料の買取も積極的に行っております。ご蔵書の整理や、研究書のご売却をお考えの際は、ぜひ専門性と実績を備えた当店へお気軽にご相談ください。
1950年代から1980年代初頭までの家具デザインを網羅した洋書です。
1982年にドイツで刊行された本書(ISBN: 3775701567)には、ジョエ・コロンボ、ミース・ファン・デル・ローエ、チャールズ&レイ・イームズ、ヴェルナー・パントン、ディーター・ラムス、ジョージ・ネルソンといった世界的デザイナーの家具が、計1033点にわたるモノクロ写真で紹介されています。
時代を象徴する名作家具の数々が、視覚的に楽しめるだけでなく、デザインの変遷やトレンドを追う上でも必携の資料となる一冊。モダンデザインやインテリアに関心のある方、ヴィンテージ家具を愛する方には、ぜひ手に取っていただきたい本です。
詳細を読む »1950年から現代に至るまでのモダン家具の発展を国際的な視点で総括した洋書です。
掲載されているデザイナーはアルネ・ヤコブセン、テレンス・コンラン、チャールズ・イームズ、ポール・ケアホルムほか1000点以上の作品を掲載。308ページにわたり、数多くの白黒写真が掲載されており、各時代の代表的な家具デザインを視覚的に楽しむことができます。
モダン家具デザインに興味を持つ方や、インテリアデザインの歴史を学びたい方にとって、貴重な資料になりそうな内容です。また、デザイナーや学生にとっても、創作のインスピレーションを得るための参考資料として最適です。