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ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築【森美術館 】

■ ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築

森美術館 六本木ヒルズ展望台東京シティビュー

会期:  2023年3月17日--2023年6月4日

ロンドンで設立されたデザイン集団“ヘザウィック・スタジオ”は、創立から約30年のうちに世界各地で革新的なプロジェクトを生み出し、多くの人を惹き付けてきました。ヘザウィック・スタジオの創設者トーマス・へザウィックは1970年イギリス・ロンドン出身、イギリスを代表するデザイナーのひとりです。母、祖母ともにデザイン関連の職を持ち、自身も建築やデザインについて思慮を巡らす子ども時代を過ごしました。

マンチェスター工科大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでデザインを学んだ後、1994年にヘザウィック・スタジオを創立します。独創性があり、近代的ながらも人間味の溢れるデザインを特徴とし、上海万博の英国パビリオンやロンドンオリンピックの聖火台など、大きなプロジェクトを担当しています。

ヘザウィック・スタジオ展 共感する建築

展覧会「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」では、ヘザウィック・スタジオの主要プロジェクト28件を過去最大の規模で展示します。
内容を6つのセクション「1 ひとつになる」 「2 みんなとつながる」 「3 彫刻的空間を体感する」 「4 都市空間で自然を感じる」 「5 記憶を未来へつなげる」 「6 遊ぶ、使う」で構成し、ロンドンをはじめ中国、アメリカ、日本ほか世界各地でのプロジェクトを紹介しています。

会場である六本木ヒルズ展望台東京シティビューの大空間を活かした会場の中に、ロンドンを走る二階建てバスの4mを超える原寸大模型(部分)が登場のほか、模型や素材サンプル、ドローイングといった各プロジェクトの詳細など、ヘザウィック・スタジオが生み出す建築の美しさに迫る内容となっています。


今回記事として取り上げました諏訪敦をはじめデザインや建築関連の作品集や関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。デザインや建築設計関連の専門書はたいていのものには値段をお付けできます。デザイン本・建築書を処分される際にはご相談ください。

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junaida展 「IMAGINARIUM」 ジュナイダ PLAY! MUSEUM

■ junaida展「IMAGINARIUM」

PLAY! MUSEUM

会期:  2022年10月8日--2023年1月15日

話題の画家、junaida(ジュナイダ)の初となる大規模個展がPLAY! MUSEUMで開催されます。

2015年に“ボローニャ国際絵原画展”入賞、絵本「Michi(2018年)」・「怪物園(2020年)」ははいずれも造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)を受賞するなど、近年junaidaが出版した本は常に高い評価を得ています。作品は、緻密な描き込みで創り上げられた空想的な世界の中に、明るさと仄暗さが共存しており、大人から子どもまで見る側の想像力を掻き立てる雰囲気が特徴です。
タイトルとなっている「IMAGINARIUM」とは、「IMAGINE」、「イマジネーション」と「プラネタリウム」などの語尾「-ARIUM」を合わせた造語であり、自身の絵を見た人に“空想してもらえたら嬉しい”と語るjunaidaの言葉の通り、鑑賞者が自由な想像を膨らますことができる展覧会であることを表しています。

junaida

内容は「1 交錯の回廊」「2 浮遊の宮殿」「3 残像の画廊」「4 潜在の間」と4つの章で構成され、今回の展覧会に向けた描きおろしの三連画「IMAGINARIUM」をはじめ、初期作品、絵本の原画、手掛けているデパートのクリスマスディスプレイの為に描いた作品、宮沢賢治へのオマージュ「IHATOVO」シリーズや、挿絵や広告といったjunaidaの多彩な仕事の中から、400点以上の作品を集め展示しています。膨大な量の作品を展示する空間は建築家・張替那麻が担当し、赤や金に彩られた宮殿のような仕上がりになっているほか、絵本「怪物園」の怪物たちが映像作家・新井風愉の手により巨大アニメーションとなって、来場者と共に行進する仕様です。また、ワークショップやカフェとのコラボレーション、オリジナルグッズの販売など老若男女が楽しめる内容となっています。


今回記事として取り上げましたジュナイダに関わる作品集や、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、関連のイラスト集や絵本、画集などは洋書和書を問わず、たいていのものには値段をお付けできます。イラスト集や絵本、画集を処分される際にはご相談ください。

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イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき【Bunkamuraザ・ミュージアム】

■ イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき

Bunkamuraザ・ミュージアム

会期:  2022年9月17日-2022年11月10日

革命的なデザイナーたちと共に歩んできたフィンランドのインテリアブランド、「イッタラ」。去年創立140周年を向かえた同ブランドの製品を中心とした展示を通して、その歩みと美学に迫る展覧会が行われます。
イッタラの発祥は1881年のフィンランド南部の村「イッタラ」でガラス吹き職人ピーター・マグナス・アブラハムッソンが設立したガラス工場です。当初は家庭用製品を中心に生産を行っていましたが、1920年代以降はより芸術的な方向へ拡大していきます。北欧を代表する建築家であり、デザイナーのアルヴァ・アアルト、その妻で同じくデザイナーのアイノ・アアルトの起用によって大成功をおさめ、その後もカイ・フランクやオイバ・トイッカなどのデザイン界の巨匠たちが関わることによってブランドとして発展していきました。造形の美しさと機能性の高いデザインは飽きの来ないものとされ、現在も世界中に多くのファンがいます。

イッタラ 西洋陶磁器

「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」は2021年にイッタラ創立140周年を記念して“フィンランド・デザイン・ミュージアム”で行われた展覧会をベースに、日本の会場ならではの要素を加えて再構築した内容です。「イッタラ140年の歴史」「イッタラの哲学」「イッタラのデザイナーたち」「イッタラと日本」と4つのテーマで構成され、象徴的なガラス製品をはじめ、陶器や磁器など140年の歴史の中から選りすぐった450点以上の作品に加え、映像やインスタレーションなど展覧会ならではの展示が行われています。

また、イッタラを象徴するデザイナーのひとりであるカイ・フランクと日本との関係に焦点を当て、ミナ ペルホネンの皆川明氏や築家隈研吾氏へのインタビューなどからイッタラと日本の関係についても紹介しています。


今回記事として取り上げましたイッタラなど北欧の陶磁器や北欧のデザイン関わる作品集、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に北欧関連のデザインやインテリアの作品集は洋書和書を問わず、たいていのものには値段をお付けできます。北欧デザイン関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。

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ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで【東京都現代美術館】

■ ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで

東京都現代美術館

会期:  2022年7月16日-2022年10月16日

20世紀の建築や工業デザインに革新をもたらした建築家でありデザイナー、ジャン・プルーヴェの仕事を紹介する展覧会が東京都現代美術館で開催されています。
ジャン・プルーヴェはアール・ヌーヴォーが盛り上がりを見せていた1901年のフランスで、ナンシー派の工芸家であった父とピアニストの母のもとに生まれます。アール・ヌーヴォーの大きな拠点であったフランス・ロレーヌ地方の街、ナンシーで育ち、1916年には金属工芸家として働き始めました。キャリアを重ね、独立の後にインテリアの製作・デザインから建具や建築にまで仕事は展開していきます。

第二次世界大戦中は政治的活動にも精を出し、1944年にはナンシー市長にも選出、建設家・デザイナーとしての経歴を生かして戦後復興に貢献します。プルーヴェが建築界にもたらした大きな役割は、生産の工業化です。自ら工場構えることで、様々な素材を実験的に用いる取り組みを行い、特にアルミニウムを用いた組み立て・持ち運びが容易なプレファブ住宅は戦後再建の時代に重宝されました。合理的な工業化への取り組みは仕事のジャンル・規模にとらわれず行われ、後の各業界にも大きな影響を与えたと言えます。

ジャン・プルーヴェ展

「ジャン・プルーヴェ展」で展示される作品はすべて世界中のコレクターから集めたものです。まず「ファサード・パネル」や「ライン照明」などの代表作とともにプルーヴェの生涯の軌跡を紹介するところから始まり、前半は合理性と見た目の美しさを追求した椅子を中心とする家具を展示しています。
後半は建築に焦点を当て、多くの資料と共に各建築プロジェクトを紹介、また「F 8×8 BCC組立式住宅」、「「メトロポール」住宅(プロトタイプ)」、「6x6組立式住宅」と解体・組立が可能な作品を実際に会場に運び込み、展示することでプルーヴェの仕事を体感することができます。また1953年制作の「折りたたみ天板付き講義室用ベンチ」に実際に座って、プルーヴェのインタビュー映像を鑑賞できる展示もあり、図面やスケッチなどを含めた約120点の資料とともにジャン・プルーヴェの行った仕事の全貌が紹介されています。


今回記事として取り上げましたジャン・プルーヴェに関わる家具や建築デザインの作品集、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に建築家やデザイナーのの作品集は洋書和書を問わず、重点商品として品揃え拡充に尽力しています。建築設計や建築家の家具デザイン関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。

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フィン・ユールとデンマークの椅子 Finn Juhl and Danish Chairs

■ フィン・ユールとデンマークの椅子 Finn Juhl and Danish Chairs

東京都美術館

会期:  2022年7月23日-2022年10月9日

東京都美術館では「椅子」という最も身近な家具のひとつに着目し、デンマークデザインの魅力と家具デザイナーのフィン・ユールの仕事を紹介する展覧会です。
日本でも人気を得ている北欧デザイン、特に家具の分野ではデンマーク産のものが多く選ばれています。長く過酷な冬を過ごすデンマークでは室内でいかに快適に過ごすかが追求され、機能性や実用性、見た目の優れた家具が多く生み出されました。また代々受け継いでいくことも前提の上、制作され、質の良さはもちろん、経年による変化も楽しめる上質な木材にもこだわっっています。特にデンマーク家具の黄金期ともいえる1940年から60年代の約30年の間は、多くの名品と優れたデザイナーを輩出しました。

今回の展覧会で取り上げる「フィン・ユール」もそのひとりです。
1912年、コペンハーゲン出身のフィン・ユールは、デンマーク王立芸術アカデミーで建築を学び、多くの設計に携わった後、家具のデザインも行うようになります。「家具の彫刻家」と呼ばれたユールのデザインは、建築や美術作品から影響を受けた美しい曲線を特徴とし、奇抜で完成度の高い作品は自国よりも先にアメリカから人気が沸きます。

「フィン・ユールとデンマークの椅子」展では、代表作「イージーチェア No.45」や「ペリカンチェア」など、モダンで機能的なユールデザインの椅子のほか、建築家の活動として自邸の設計、インテリアのデザインや、図面を描き記した水彩画などの豊富な資料でフィン・ユールの仕事の全貌を紹介しています。会場内は世界でも屈指の椅子コレクターとして知られる織田憲嗣氏の全面協力のもと構成され、東京で大規模に公開されるのは初の機会です。

熟練職人の試作品から、フィン・ユールと同時期に活躍したデザイナーたちの作品など、半世紀以上かけて収集した貴重な織田コレクションを中心に約100点の椅子を展示しています。また、展覧会最後の章では椅子本来の使用目的である、“座る”ことでデザインを体感できるコーナーがあり、約30種類の椅子に加えテーブルなどもデンマークデザインに統一、実際に触れてみることで、よりその芸術性を感じることができる内容となっています。


今回記事として取り上げましたフィン・ユールに関わる家具デザインの作品集、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、デンマークをはじめ北欧デザインの関連書は重点商品として品揃え拡充に尽力しています。北欧デザイン関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。

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ミロコマチコ展 うみまとう クリエイションギャラリーG8

■ ミロコマチコ展 うみまとう

クリエイションギャラリーG8

会期:  2022年4月5日-2022年5月23日

画家・絵本作家として新たな表現に挑戦し続けるミロコマチコの展覧会が銀座“クリエイションギャラリーG8”で開催されます。

1981年大阪府出身のミロコマチコは2012年に「オオカミがとぶひ」でデビュー、同作で日本絵本大賞を受賞、以降も現在までに数々の賞の受賞し、個展を成功させています。エネルギッシュな筆致と色彩で描かれた動植物の作品は話題を呼び、絵本に留まらず挿絵や広告、インスタレーション作品など活動は多岐に展開されていきました。2019年に奄美大島に拠点を移したことで、さらに作風に変化が起きたとミロコ本人は語ります。キャンバスの中に奄美大島に伝わる伝統的な染色と取り入れ、島の自然そのものを作品の一部とします。

       ミロコマチコ

また、描き上げた作品だけではなく、1番自身にエネルギーが溢れている制作過程に注目し、制作中に身につけていた衣類、その空間にあった布や紙、ビニールなどもキャンバスに貼ることで作品を完成させていきます。

今回の展覧会のタイトルにもなっている「うみまとう」とは「生み出す」こと、ミロコマチコが描き続ける生きものの根源となる「海」、まとわりつき、絡まる「纏う」を組み合わせた造語です。「うみまとう」では、新作の絵画作品に加え、作品が生み出されるまでの過程をインスタレーションとした展示、島での制作風景を映した映像なども公開し、奄美大島に移住したことによって広がったミロコマチコの新たな世界を紹介しています。


今回記事として取り上げましたミロコマチコに関わる作品集、展覧会図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、国内外の絵本作家のデザイン本やイラスト集の買取も積極的にしていますので、絵本作家のデザイン集、イラスト作品集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。

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上野リチ ウィーンから来たデザイン・ファンタジー 三菱一号館美術館

■ 上野リチ ウィーンから来たデザイン・ファンタジー

三菱一号館美術館

会期:  2022年2月18日-2022年5月15日

20世紀のウィーンと京都を拠点に活躍したデザイナー、上野リチ(上野リチ・リックス)の回顧展が開催されています。「上野リチ」の名は結婚後の愛称に近いものであり、元々の名は「フェリーツェ・リックス」、1893年にオーストリア・ウィーンの裕福な家庭に生まれました。

ウィーン工芸学校で学び、師であった新進芸術家グループ“ウィーン分離派”のひとり、ヨーゼフ・ホフマンのもとで“ウィーン工房”のデザイナーとして働き始めます。自由な曲線と女性的な明るい色使い、可愛く身近なモチーフを使用したデザインは親しみやすく、評判を呼びます。

上野リチ        

1925年、ヨーゼフ・ホフマンの建築事務所に在籍していた上野伊三郎(1892-1973)と結婚。翌年、上野の地元京都に移った後も1930年の退所までウィーン工房に所属し、2つの国を往復しながら活動しました。ウィーン工房では主にテキスタイルを手掛け、ほか壁紙や刺繍を使った小物、建築家であった夫についてインテリアや内装のデザインに関わります。

また京都では、七宝や織物などの日本工芸に携わった作品も残しています。戦後は京都市立美術大学(現在の京都市立芸術大学)で教鞭をとり、上野伊三郎と共にインターナショナルデザイン研究所を設立するなど、デザイナーを育てる教育者としても活躍します。

今回の展覧会では、ウィーン、ニューヨーク、京都の美術館収蔵の品から上野リチの魅力が詰まった作品250点以上を展示し、生涯の活動の全貌を紹介するものです。


今回記事として取り上げました上野リチの作品集をはじめ工業デザイン関連の図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。買取も積極的にしていますので、工業・商業デザイン関連の作品集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。

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つくる・つながる・ポール・コックス展 板橋区立美術館 2022年1月10日まで

■ つくる・つながる・ポール・コックス展

板橋区立美術館

会期: 2021年11月20日-2022年1月10日

板橋区立美術館ではコロナ禍でのさまざまな制限を乗り越え、画家、絵本作家、グラフィックデザイナーとして活躍する現代アーティスト、ポール・コックスの個展「つくる・つながる・ポール・コックス展」を開催します。
1958年、フランス・パリに生まれたポール・コックスは、教師の職を経た後、独学で学んだ創作活動の道に進みました。絵画や広告デザイン、絵本など幅広い仕事を手掛け、1999年に絵本「えのはなし」ではボローニャ国際児童図書賞を受賞、ほか舞台美術など、多岐にわたる分野で活躍しています。

ポール・コックス       ポール・コックス

老若男女にわかりやすく、明るい画風はフランスのみならず、世界中にファンを得ることになり、日本でも絵本や大手企業の広告を多数手掛けたことで、現在でも多くの人に親しまれています。今回の展覧会では、2006年より縁あってポール・コックスと交流が続く板橋区立美術館ならではの内容となりました。絵本や舞台のポスターなどのグラフィックデザインをはじめ、近年力を入れて制作している風景画や、ポールの個性を詰め込んだ体験型インスタレーション作品などの新作を含めた多数の資料を公開しています。


今回記事として取り上げましたポール・コックスの作品集や図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、イラストレーターとしても活躍する作家の絵本やイラストレーション集は品揃え商品拡充のために、買取も積極的にしていますので、イラスト・絵本をお売りされる際にはご相談ください。

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戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡展 川崎市岡本太郎美術館

■ 戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡展

川崎市岡本太郎美術館

会期:2021年10月23日-2022年1月16日

1950年代の創立から現在まで「グッド・デザインの啓蒙」という理念の元に多数の建築家・デザイナー・美術家が集まる組織「日本デザインコミッティー」。半世紀以上の歴史の中から、創設に関わった15名のメンバー同士の交流や活動について紹介します。
「日本デザインコミッティー」が発足されたのは、戦後復興期をむかえ、ようやく人々の暮らしに一筋の余裕が見えてきた1955年。イタリアから「第10回ミラノ・トリエンナーレ」参加の要請が外務省に届いたことがきっかけです。そこで、トリエンナーレに向けて剣持勇(インテリアデザイナー)、勝見勝(美術評論家)、丹下健三(建築家)、吉阪隆正(建築家)、清家清(建築家)、柳宗理(工業デザイナー)、渡辺力(インテリアデザイナー)、亀倉雄策(グラフィックデザイナー)、浜口隆一(建築評論家)、瀧口修造(美術評論家)、石元泰博(写真家)、岡本太郎(芸術家)、ほか、顧問として坂倉準三(建築家)、前川國男(建築家)、シャルロット・ペリアン(建築家/フランス)と、現代でも多くのファンを持つ、錚々たる15名がジャンルを超えて集まりました。

戦後デザイン運動の原点       

以降、国際的な文化交流から国内の展覧会、ショップの立ち上げなど、掲げた理念とボランティア精神を軸に「日本デザインコミッティー」(創立当時は「国際デザインコミッティー」)の活動は現代まで続きます。「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡展」では、創立メンバーのジャンルの垣根を越えた交流やコラボレーションから面白さ、自由さの詰まった作品約220点を展示しています。


今回記事として取り上げましたデザインや建築関連の作品集や図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。該当のあーと分野は買取も積極的にしていますので、デザイン、建築をはじめアート本をお売りされる際にはご相談ください。

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葛西薫展 NOSTALGIA ギンザ・グラフィック・ギャラリー

■ 葛西薫展 NOSTALGIA

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

会期:2021年9月8日-2021年10月23日

日本を代表するアートディレクター兼グラフィックデザイナー、葛西薫のギンザ・グラフィック・ギャラリーでは約30年ぶりとなる個展です。
1949年、北海道出身の葛西氏は、1973年に広告を中心としたクリエイティブ事業を手掛ける株式会社サン・アドに入社。現在までに人々の印象に残るCMやロゴ、パッケージ等のデザインを数々発表し、広告業界では重鎮として知られています。

葛西薫     

サントリー飲料やユナイテッドアローズのCM制作は長期にわたって携わり、CI(コーポレート・アイデンティティ)計画や映画や舞台の広告美術、書籍の装幀、和菓子屋「とらや」ではクリエイティブディレクターとして広告からパッケージ、店内まで総合的に演出するなど、幅広い活躍をしています。

今回の展覧会では、語感が良いと本人が語る「NOSTALGIA(ノスタルジア)」をテーマとし、その言葉を葛西氏は「意味のないもの、分からないものへの興味。その深層にあるもの」との解釈をしました。現代において少なくなりつつある「手作業」を葛西氏は原点として大切にし、ほか「ノスタルジア」の想いが込められた新作をはじめ、スケッチやブックデザイン、オブジェなど、多数の作品が展示されています。また、ギャラリー近くのライブラリでは、過去の広告ポスターやCMなどの資料を集め、同時に楽しめるようになっています。


今回記事として取り上げました葛西薫の作品集や図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。広告宣伝デザイン関連の本は買取も積極的にしていますので、広告やグラフィック関連のデザイン本をお売りされる際にはご相談ください。

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