志村ふくみ 母衣(ぼろ)への回帰 京都国立近代美術館 3月21日まで
■ 志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―
京都国立近代美術館
会期:2016年2月2日(火)- 3月21日(月・祝)
人間国宝の染織家、志村ふくみ(1924?)の60年におよぶ創作の歩みとその魅力を紹介する展覧会。
代表作を中心に、初期の作品から最新作までが展示されています。
志村は庶民の普段着であった紬織りの着物を芸術作品の域にまで昇華した功績を評価され1990年に
紬織の人間国宝を、また2015年には文化勲章を受章しました。
本展でも草木からの自然染料で染められた糸によって織りあげられた作品の数々に魅了されます。
豊かな色彩のハーモニーが感じられます。
志村ふくみ関連の作品集や図録、関連書籍
●「織と文 志村ふくみ」
出版社名:求龍堂
発行年月:1998年12月
サイズ :157ページ 29×22cm
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ソフトカバー
染織家志村ふくみの作品と文章が著者の装丁で本になった。
惜しげもなく展開して息をのませる見事な作品の写真と、
深い自然観照と一途な色への探究の姿勢に貫かれた文章。清冽で豊かな泉の如き一冊。
(本文)
志村ふくみ関連の作品集や図録、関連書籍
●「志村ふくみ展」
開催 :2012年 しぶや黒田陶苑
サイズ :65ページ 21×14cm
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人間国宝の染織家、志村ふくみによる出袱紗、古袱紗など
が、多数カラー掲載されています。