著者名 | Ralph Goertz |
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出版社名 | Verlag der Buchhandlung Walter Konig, Koln |
発行年月 | 2014年 初版 |
サイズ | 197ページ 22×23×1.5cm |
テキスト | 英語 ドイツ語 |
繊細なカラー描写を得意とする、現在アメリカ写真界の新分野であるニューカラー写真の代表的な写真家ジョール・マイヤーヴィッツの、2014年から2015年にドイツ・デュッセルドルフで開催された展覧会の図録です。
1960年代初期から現在に至るまでのジョール・マイヤーヴィッツのキャリア全体を一望できる内容となっており、約50年にわたる写真活動を包括しています。初期のストリートフォトグラフィから、都市や自然の風景、ポートレートなど幅広いジャンルの作品を収録しています。
本書には彼の代表作である『Cape Light』シリーズをはじめ、ニューヨークの路上で撮影されたストリートフォトや、9.11同時多発テロの後に撮影したグラウンド・ゼロの記録写真なども収録されています。これらの作品は、彼がその場の雰囲気や時代の流れをどのように捉え、表現したかを示すとともに、社会や風景の変化を描き出しています。
著名な批評家や写真家たちによる寄稿文や、マイロウィッツ自身へのインタビューが含まれており、彼の創作活動や美学に対する考え方をより深く知ることができます。これらの文章は彼の写真家としての道のりだけでなく、写真というメディアの可能性についても多くの示唆を与えてくれます。
カラー写真の可能性を追求し、日常の瞬間を芸術として昇華させる力を持っています。彼の作品の全貌を知るだけでなく、現代写真の発展や変遷を理解する上でも欠かせない資料として活用できそうです。写真愛好家、アート愛好者はもちろんのこと、写真を学ぶ学生や研究者にとっても貴重なインスピレーション源となります。
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