2024 - Part 4

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大切な 『 あなたの一冊 』 を見知らぬ 誰か の 『 大切な一冊 』 になることを 願って...。 大切な 『 あなたの一冊 』 を見知らぬ 誰か の 『 大切な一冊 』 になることを 願って...。

ヒルマ・アフ・クリント Hilma Af Klint Painting the Unseen

1862年生まれ、神秘主義者でスウェーデンの抽象画家、ヒルマ・アフ・クリントの、2016年にロンドンのギャラリーで開催された展覧会の図録。
アブストラクト・ペインティング&ドローイング、スケッチなどが多数カラー掲載。本書は彼女の驚くべき先駆的な抽象芸術を取り上げ、彼女の作品が現代の芸術に与えた影響やその独自のスピリチュアルなアプローチについても掘り下げています。
クリントの作品を理解するための文脈や背景、彼女の制作プロセスについての洞察が提供されます。彼女の芸術が芸術史においてどのような位置づけにあるのか、なぜ彼女の作品が再評価されつつあるのかについても詳述されています。

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植田正治の1980年代 砂丘、ふたたび【植田正治写真美術館】

■ 植田正治の1980年代 砂丘、ふたたび

植田正治写真美術館

会期:  2024年6月15日(土)--2024年9月8日(日)

植田正治写真美術館で開催中の「植田正治の1980年代―砂丘、ふたたび」。
植田正治は、写真家としての彼自身の哲学を次のように語っています。「画家とは異なり、写真家はどんな時代においても『過去』に足踏みすることができない。『今』を捉える生き生きとした感覚が、いかなる年齢においても必要不可欠である」と。1983年、70歳になった彼は突如としてファッション写真を発表し、その鋭い時代感覚と感性による新たな挑戦を示しました。この挑戦は無謀であるとも言われたようですが、それは彼自身が語ることのなかった背景があったからです。

植田正治の展覧会
1983年3月、植田は妻の紀枝さんを亡くし、その喪失感は彼の写真への情熱にも大きな影響を与えたのです。病気療養中であった妻の回復を信じていた彼にとって、その失望は写真が撮れないほどのものでした。しかし、その後、彼の次男である充氏が彼を励まし、再び写真を撮るように促します。充氏はアート・ディレクターとしての経験を生かし、植田の写真家としての情熱を取り戻させるべく、新たな仕事の機会を提供していきます。そして、かつての植田のホームグラウンドである砂丘での撮影を提案したのです。

戦後間もなく、自身のスタイルの完成形として誇りにしていた浜辺や砂丘での演出写真から遠ざかっていた植田にとって、30年ぶりの砂丘での撮影はまさにリバイバル。1980年代に入り、ファッション写真を手がける一方で、常に「自分の写真」を模索し続けてきた植田。彼の写真は妻の死を経て、より真摯な姿勢で向き合うようになっていきます。そして、その姿勢が彼のファッション写真にも新たな深みを与えることとなったのです。


この展示では、植田正治の人生の転機となった1983年の出来事を通じて、彼の写真家としての成長と変化を浮き彫りにしています。彼がファッション写真に取り組む姿勢は、単なる技術の向上だけではなく、人生の喪失と再生という深いテーマとも結びついています。


今回取り上げています「植田正治」関連の作品集や写真集につきましては、高価買取対象の分野となります。植田正治関連の写真集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。

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ボーエ・モーエンセン 作品集 Borge Mogensen デンマーク 家具

1914年生まれ、デンマークを代表するデザイナーのひとり、ボーエ・モーエンセンの作品集です。
イスやテーブル、ソファ、収納などの家具・インテリアはじめ、ドローイングや写真資料を多数掲載。
230ページ以上、約2.5cmの厚さがある、厚みのある本となっています。

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村上隆 もののけ 京都【京都市京セラ美術館】 9月1日(日)まで開催中

■ 村上隆 もののけ 京都

京都市京セラ美術館

会期:  2024年2月3日(土)--2024年9月1日(日)

村上隆の国内で約8年ぶりとなる展覧会が京都で開催されます。村上隆は1962年に東京都で生まれ、東京藝術大学美術学部日本画科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を修了し、博士号を取得しています。彼は日本美術と漫画、アニメなどのキャラクター文化に共通する平面性に注目し、「スーパーフラット」の概念を生み出しました。この概念は、日本の伝統的な絵画表現と大衆文化を結びつけただけでなく、戦前から戦後の日本人の感性や社会、資本主義経済、政治、宗教をもフラットに捉え、多様な作品を生み出し、アートの価値や意味を問いかけてきました。

村上隆

欧米の現代アートの中心地にスーパーフラットの概念を持ち込み、日本の現代アーティストとして異例の高値で作品を取引しています。また、アーティスト、キュレーター、コレクターとしても活躍し、アートの総合商社「カイカイキキ」の創業者として若手アーティストの育成にも注力しています。


今回の展覧会では、ほとんどが新作で構成されており、村上隆が影響を受けた日本画、特に江戸時代に京都で活躍した絵師たちの作品に着想を得た作品を発表しています。展示空間は6つの部屋からなり、岩佐又兵衛の代表作「洛中洛外図屏風(舟木本)」をモチーフとした約13メートルの大作から始まります。絵師のほか、歌舞伎などの日本文化や京都という土地そのものから着想を得た作品のほか、村上隆が生み出したキャラクター「DOB君」など、新作や未公開作品を含めた約170点が展示されています。


今回取り上げています「村上隆」関連の作品集や美術書につきましては、高価買取対象の分野となります。村上隆関連の画集や専門書を処分される際にはご相談ください。

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ハイレッド・センター 直接行動の軌跡【名古屋市美術館ほか】

1963年、3人の若き前衛芸術家、高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之によって結成された、ハイレッド・センターの、印刷物やイベントの記録写真をはじめとして、主要メンバー
の同時期の作品などが、多数掲載されています。

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北園克衛全写真集 沖積舎 1992年

1 プラスティック・ポエムの世界
2 アルバム 「VOU」装幀
書物装幀
カタログ・パンフレットのデザイン
装幀のためのデッサン
油絵
ショーウインドー・ディズプレイ
ポートレート ほか

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「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

■ 「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

板橋区立美術館

会期:  2024年3月2日(土)--4月14日(日)

フランスの詩人アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言/溶ける魚」を発表してから今年でちょうど100年が経ちます。この重要な文書は、美術、文学、写真、映像など、世界中の多様な分野に大きな影響を与え、20世紀の中でも最大規模の芸術運動となりました。シュルレアリスムは、夢と現実の境界を探求し、非合理的な要素を取り入れることで、新たな創造性を刺激しました。

この潮流は1920年代の日本芸術界にも広がりました。特に絵画の分野では、古賀春江や東郷青児らがシュルレアリスムを試みた作品を先駆けに、シュルレアリスムの影響を受けた画家たちが次々と作品を発表。彼らは夢の中の風景、不思議な生物、心象風景を描き、シュルレアリスムの精神に共鳴する作品を生み出します。

理論面では、中心人物となった瀧口修造やシュルレアリスムの中心地であるパリから帰国した福沢一郎らによって、日本でも芸術運動が盛り上がりました。彼らはシュルレアリスムの理念を探求し、自己表現の新たな方法を模索します。靉光や北脇昇、岡本太郎など、彼らの作品は夢と現実の境界を曖昧にし、非合理的な要素を駆使して新たな芸術的言語を築りました。

 「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

しかし、第2次世界大戦が勃発すると、シュルレアリスムは弾圧の対象となります。検挙や徴兵によって、芸術運動は一時的に息を潜めることになりましたが、その精神は戦後に再び芽生えました。情熱をもった芸術家たちは、シュルレアリスムの理念を受け継ぎ、日本のシュルレアリスムの作品を生み出しました。彼らは夢と現実の交差点で新たな視点を見つけ、不思議な世界を描写していきます。


「シュルレアリスム宣言 100年 シュルレアリスムと日本」展では、日本におけるシュルレアリスムの歩みを紹介しています。全6章にわたり、「先駆者たち」「衝撃から展開へ」「拡張するシュルレアリスム」「シュルレアリスムの最盛期から弾圧まで」「写真のシュルレアリスム」「戦後のシュルレアリスム」を探求しています。日本各地で行われた運動から90名を超えるアーティストの約120点の作品と資料を展示しています。


今回取り上げています「シュルレアリスム」関連の作品集や美術書につきましては、高価買取対象の分野となります。シュルレアリスム関連の画集や専門書を処分される際にはご相談ください。

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買取のご依頼【弊社買取センターまで持ち込みをご希望】のお客様へ

■ 持ち込みで買取をご依頼の場合!

 
無料での宅配の方法もご用意させていただいていますが、
持ち込みをご希望の場合は、来られる前に一度、お電話かお問い合わせ
フォームよりご連絡ください。
お伺いされる前に、買取についての流れなどを詳しくご説明いたします。

また、車に乗り切らないほどの大量の本を処分されたい場合は、
出張での見積もりも対応可能です。

弊社へ持ち込んでいただく場合は、搬入口正面にお車を付けていただき、
本はスタッフが中までお運びします。
詳しい見積もり明細をご希望の場合は、一旦本をお預かりして、
通常、1日〜3日以内にメールより買取の明細書を送らせていただきます。

ご了解いただけましたら、翌日までにお振込いたします。

必用書類ですが、ご本人証明として
免許証や保険証のコピーとお支払い先の口座番号が必用です。
お持ち込みいただく際にご提示いただくか、最終査定にご了承いただいた際に、
画像ファイルとしてメールに添付していただいても結構です。

その他、ご不明な点やご要望がございましたらお問い合わせください。


〒454-0011
愛知県名古屋市中川区山王3-6-7
tel:0120-57-2156

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キース・ヘリング展 アートをストリートへ(森アーツセンターギャラリー)

■ キース・ヘリング展 アートをストリートへ

森アーツセンターギャラリー

会期:  2023年12月9日--2024年2月25日

1980年代にニューヨークでストリートアートのムーブメントを牽引したキース・ヘリングは、その鮮やかな色彩とシンプルな線で描かれた人や動物のモチーフで世界的に知られるアーティストです。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄構内で使用されていない広告掲示板にチョークで絵を描く活動、「サブウェイ・ドローイング」で注目され、知名度を上げていきました。身近な場所にアートを掲げることで、秩序を失いつつある社会へのメッセージを強く発信し、子どもたちへの希望と未来を託す活動の中にはいつも、「アートはみんなのために」という信念がありました。同時代に活躍したアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアやアンディ・ウォーホルらとともにアート界を大いに盛り上げ、国際的にも高い評価を受けました。

今回の展覧会では、10年程の短い活動期間の中から、キース・ヘリングの活動の象徴とも言える「サブウェイ・ドローイング」のほか、代表作「イコンズ」、6mの大型作品やポスター、壁画、衣服、陶器など日本初公開の作品まで作品150点を展示します

キース・ヘリング展 アートをストリートへ

作品を展示する空間は光や闇、80年代のニューヨークを彷彿とさせる喧騒など、キース・ヘリングが創作活動で辿った劇的な10年のストーリーを演出するものになっています。

・活動初期のサブウェイ・ドローイング。これは、使用されていない地下鉄の広告板にチョークで描いた作品で、彼のアートの原点とも言えます。彼はこのプロジェクトで、多くの人々にアートに触れる機会を提供しました。本展では、この貴重な作品を7点見ることができます。

・トレードマークとなったモチーフによる作品『イコンズ』。これは、彼が繰り返し用いた人や動物のモチーフを集めたシリーズで、アートのエッセンスを感じることができます。例えば、光り輝く赤ん坊は、人間の完全な姿であり、未来への希望の象徴であると考えていたそうです。また、犬は彼の友情や忠誠心を、飛行機は彼の自由や冒険心を、放射能マークは彼の社会への警鐘を表しています。

・彫刻や立体作品。絵画だけでなく、彫刻や立体作品も制作しました。本展では、イラストをそのまま立体化したような不思議な作品を見ることができます。これらの作品を公共の場に設置することで、人々とのコミュニケーションを図ろうとしました。彼の作品は、見る人によって様々な解釈ができるように意図的に曖昧にされており、アートと観客の関係性を重視していました。

・晩年の大型作品。HIV・エイズに感染したことを公表した後も、アートで闘い続けました。本展では亡くなる前年に制作した6メートルに及ぶ大型作品を見ることができます。これは舞台美術として制作したもので、彼のアートの集大成とも言える作品ですです。この作品では生涯に渡って描き続けたモチーフが複雑に絡み合い、彼の内面の世界を表現しています。自分の死と向き合いながらも、生命の尊さや希望のメッセージを伝えようとしました。 以上が、キース・ヘリング展の見どころやおすすめな点です。キース・ヘリングのアート作品は、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。


今回の展覧会は社会のメッセージ性もあり多角的に楽しめます。自身が当事者であったHIVの予防の呼びかけや、性的マイノリティへの偏見など、ヘリングの作品を通して現代でも解決していない社会問題への問いを考えるきっかけにもなりそうです。


今回の展覧会は社会のメッセージ性もあり多角的に楽しめます。自身が当事者であったHIVの予防の呼びかけや、性的マイノリティへの偏見など、ヘリングの作品を通して現代でも解決していない社会問題への問いを考えるきっかけにもなりそうです。キース・ヘリングやストリートアートの画集を処分される際にはご相談ください。

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Karel Martens Counterprint カレル・マルテンス 2004年

オランダのグラフィックデザイナーカレル・マルテンスのプリント作品集です。目に静かまたは「甘い」色を使ったテクスチャをプリントした作品などをカラーとモノクロで多数掲載しています。
折りたたまれた未切断の葉で製本されています。

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