ストリートアートの先駆者であるアメリカの代表的芸術家キース・ヘリング。
1982年にニューヨークのギャラリーで開催された展覧会の図録です。
ドローイング作品を中心に、立体作品などが、カラー&モノクロ図版で多数掲載されています。
初版、限定2000部。
東京都庭園美術館
会期: 2022年4月23日-2022年6月12日
東京都庭園美術館で年に一度行われる建物公開展、今回のテーマは「アール・デコの貴重書」として、1920年代を中心に盛り上がったアール・デコの様式美に焦点を当てて紹介しています。
建物公開展の目的は、現・東京都庭園美術館本館であり、1933年竣工当時のデザイナーと技術者、職人が総掛かりで造りあげた旧・朝香宮邸の魅力を発信しいくことです。宮家のひとつ、朝香宮家のご夫妻は1920年代、渡仏の際に全盛期を迎えていたアール・デコの魅力に触れ、自邸の建設にあたって取り入れようと多方面に働きかけます。フランスの室内装飾デザイナー・美術家の“アンリ・ラパン”が主要な部屋の設計担当したほか、アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代に渡って活躍したデザイナー、“ルネ・ラリック”らの参加もありました。
フランスの著名デザイナーのほか、日本の伝統的な職人たちの高度な技術も加わり、芸術作品とも言えるアール・デコ様式の邸宅は完成します。美術館となっている現在でも当時の面影を残したまま、貴重な歴史的建築物として伝えられています。
「アール・デコの貴重書」では、このような経緯でアール・デコ様式と縁深い東京都庭園美術館の所蔵する多数の資料から、フランスの装飾美に関する写真集や絵本、雑誌などの書籍、1925年のアール・デコ博覧会に関する資料など、当時の貴重書の数々を紹介しています。また、旧朝香宮邸である本館には家具や調度品を置き、当時の邸宅空間を再現することで、宮邸時代の雰囲気が楽しめる展示もあります。
今回記事として取り上げましたアール・デコに関わる書籍や作品集、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。特にアールデコの建築様式や装飾関連の洋書や和書は重点商品として品揃え拡充に尽力しています。アールデコ関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。
東京都現代美術館
会期: 2022年3月19日-2022年6月19日
戦後日本を代表する建築課のひとり、吉阪隆正の公立では初となる展覧会が東京都現代美術館で開催されます。1917年、東京都出身の吉阪は官僚であった父親について、幼少期をスイスで過ごすほか、日本と海外を往き来する生活でした。早稲田大学理工学部建築学科在学中は山岳部の活動にも精を出し、後に建築家だけではなく、登山家・冒険家としても知られるようになります。卒業後は同校の助教授勤務を経て1950年に渡仏、巨匠ル・コルビュジエに師事。帰国後は吉阪研究室(後のU研究室)を設立。独自の造形を追求した「有形学」を唱え、個人住宅から公共、山岳建築、地域プロジェクトまでU研究室のチームと共に多くの作品を手掛けます。
教育者としても大いに貢献し、U研究室からは多数の有能な人材を輩出、逝去後もその教えは受け継がれ、現在も建築を志す人々に大きな影響を与えています。吉阪の活動は国内だけに留まらず、各国の大学での講義や会議、登山・冒険家としても積極的に世界中を巡り、常に広い視野で物事を見ていました。
タイトルになっている「ひげから地球へ、パノラみる」とは「ひげ=自身(吉阪隆正)を象徴、等身大のスケール」と「パノラみる=時代、場所を見渡す広い眺望」という意味の吉阪の造語をあわせたもので、個から地球へ、多岐にわたる活動を指しています。本展では「出発点」「ある住居」「建築の発想」「山岳・雪氷・建築」「原始境から文明境へ」「あそびのすすめ」「有形学へ」と全7章の構成に分け、吉阪隆正とU研究室による建築プロジェクト30題のほか、スケッチや原稿、写真等多数の資料を通して、改めて吉阪の仕事や思想の全体像に迫る試みです。
今回記事として取り上げました吉阪隆正の建築関連書籍や作品集をはじめ建築デザイン関連の図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。買取も積極的にしていますので、建築関連の作品集や展覧会図録、専門誌を処分される際にはご相談ください。
出光美術館
会期: 2022年4月23日-2022年6月5日
日本のにおける書の発達は飛鳥自時代にまでさかのぼり、中国から仏教の伝来をきっかけに写経という形で始まります。
奈良時代に文字は“万葉仮名”として日本独自の発達を遂げ、これを元に“ひらがな”、“カタカナ”が誕生しました。平安時代になると書は文化として本格的に盛んになっていきます。今回の展覧会で取り上げる「古筆」とは、広くは字の通り、古人の書として様々なものを指しますが、中でも特に平安時代、鎌倉時代に書かれた和様の名筆を示します。
優雅な筆跡の古筆は桃山時代以降、書の手本や茶人たちを中心に鑑賞の対象として持てはやされるようになりました。多くが冊子や巻き物状であった古筆が徐々に切り取られ「古筆切(断簡)」となり、「古筆切」をアルバムのようにまとめたものが「手鑑」です。
「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」では、出光美術館所蔵の優美な古筆や手鑑を選りすぐり紹介しています。展覧会のタイトルにも含まれている国宝「見努世友」は、聖武天皇の自筆と伝わる「大聖武」をはじめ、奈良から平安時代にかけての優れた古筆229葉が収められた手鑑です。このたび出光美術館が歳月を重ねて表裏両面に貼られていた折帖を片面に貼り直し、より美しく修復しました。
そのほか、平安時代の名品「高野切第一種」、「継色紙」、「石山切」や重要文化財「扇面法華経冊子断簡」など中世から近世にかけての貴重な品も含めた作品を多数紹介しています。また同時に古筆、出光美術館ともに所縁のある茶道具のコレクションも展示し、茶道の視点からも書を楽しむ構成となっています。
今回記事として取り上げました主に中国の古筆や書道、写経に関わる作品集、展覧会図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。買取も積極的にしていますので、中国の書道、古筆関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。
現代を代表するファッション写真家、サラ・ムーンの、2016年にハンブルクの「House of Photography Deichtorhallen Hamburg」で開催された展覧会の図録。モノクロ&カラーのアート写真が、多数掲載されています。
詳細を読む »クリエイションギャラリーG8
会期: 2022年4月5日-2022年5月23日
画家・絵本作家として新たな表現に挑戦し続けるミロコマチコの展覧会が銀座“クリエイションギャラリーG8”で開催されます。
1981年大阪府出身のミロコマチコは2012年に「オオカミがとぶひ」でデビュー、同作で日本絵本大賞を受賞、以降も現在までに数々の賞の受賞し、個展を成功させています。エネルギッシュな筆致と色彩で描かれた動植物の作品は話題を呼び、絵本に留まらず挿絵や広告、インスタレーション作品など活動は多岐に展開されていきました。2019年に奄美大島に拠点を移したことで、さらに作風に変化が起きたとミロコ本人は語ります。キャンバスの中に奄美大島に伝わる伝統的な染色と取り入れ、島の自然そのものを作品の一部とします。
また、描き上げた作品だけではなく、1番自身にエネルギーが溢れている制作過程に注目し、制作中に身につけていた衣類、その空間にあった布や紙、ビニールなどもキャンバスに貼ることで作品を完成させていきます。
今回の展覧会のタイトルにもなっている「うみまとう」とは「生み出す」こと、ミロコマチコが描き続ける生きものの根源となる「海」、まとわりつき、絡まる「纏う」を組み合わせた造語です。「うみまとう」では、新作の絵画作品に加え、作品が生み出されるまでの過程をインスタレーションとした展示、島での制作風景を映した映像なども公開し、奄美大島に移住したことによって広がったミロコマチコの新たな世界を紹介しています。
今回記事として取り上げましたミロコマチコに関わる作品集、展覧会図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、国内外の絵本作家のデザイン本やイラスト集の買取も積極的にしていますので、絵本作家のデザイン集、イラスト作品集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。
英国のニューポップの若きアーティストとしてデビューして、
1960年代からアメリカで活躍するデイヴィッド・ホックニーの作品集です。
ポートレート、人物を描いたペインティング、ドローイング作品はじめ図版246点掲載、うち233点がカラー掲載。
詳細を読む »ベルギーのファッション・デザイナー、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクのヴィジュアル・ブックです。
Willy Vanderperre、ジャン=バプティスト・モンディーノ、ユルゲン・テラー、ニック・ナイトなどによるファッション写真やファッション・イラストレーション、広告・キャンペーンといったデザインを多数掲載。
表紙のポートレート画像シート3枚付き。
詳細を読む »
1936年生まれ、スペイン・リアリズムの画家、アントニオ・ロペス・ガルシアの素描画集です。
鉛筆によるモノクロ・ドローイングが、多数掲載。
ロシア成主義建築家でグラフィック・デザイナーの、ヤコブ・チェルニコフの作品集。
1930年代から1950年代までの建築ドローイングやグラフィック、タイポグラフィー・デザインなどが、カラー&モノクロ図版で200点以上掲載されています。
詳細を読む »