デザイン、美術書、画集、ファッション系の洋雑誌などアート関連全般のセンスの良い品揃えでした。
前年続き今回はリピートでのご依頼でした。
宅配買取3箱の量です。
大切に取扱させていただきます。 ありがとうございました。
今回お売りいただいた中で、「N° A Magazine」や「スタジオ・ボイス」などのアート系の雑誌も多く含まれていました。古い雑誌(洋雑誌)でも特集により値段をお付けできるバックナンバーは以外と少なくありません。お電話での問い合わせでも「捨ててしまうのは忍びない」とご相談いただくことが多いですが、中古本としてとして力強く生き残る雑誌も多くございますので、迷われたら処分前に一度ご相談ください。専門スタッフが対応いたします。
以下、主だったタイトルを写真ととも紹介いたします。
お手持ちの本の処分をご検討の方は参考にしてみてください。
弊社でも見積書にて細かな見積もりを提示しています。
アメリカのヒップホップ・グループ、ビースティ・ボーイズの写真集です。
撮影はニューヨークで活躍する現代写真家、アリ・マルコポロス。
モノクロ写真が多数掲載されています。
詳細を読む »1899年マドリード生まれ、スペインの構造エンジニア、エドゥアルド・トロハの業績を紹介する1冊です。
建築&構造のモノクロ写真や、建築の構造図面などが、多数掲載されています。
森美術館
会期:2020年7月31日(金)-2021年1月3日(日)
近年、ビエンナーレや国際的な巡回美術展などで国境を越え美術品を楽しむ機会がより増えています。「STARS展 現代美術のスターたち 日本から世界へ」は、現代美術において長年強い影響を持ち、日本を拠点としながらも国際的に活躍するアーティスト6人にスポットライトを当てた展覧会です。アーティストたちの作品がいかに言葉や文化を越えて国際的に人気を得ていったのか、初期作品から近作まで時代背景や文化をふまえた上で考察し、紹介するものです。また戦後に海外で開催された日本の美術を取り上げた展覧会についても紹介しています。
草間彌生:長野県出身の前衛芸術家です。20代後半の頃に渡ったニューヨークでは過激なパフォーマンスで注目を浴び、帰国後も絵画や文学の執筆などの活動を続けました。1990年代以後は“Infinity Mirrors”などの作品が世界中で評価され再ブレイクを遂げます。
水玉模様をモチーフとした抽象的な作品が代表として上げられます。
李禹煥(リ・ウファン):韓国出身、長年日本を拠点に活動している芸術家で、フランスにも深い縁も持ちます。1960-70年代に誕生した「もの派」の中心人物でもあり、立体作品から平面作品まで、空間と余白の使い方に特徴のある作品を多数発表しています。2010年安藤忠雄とのコラボレーションで、個人美術「李禹煥美術館」を開館しました。
宮島達男:東京都江戸川区出身、作品にLEDや電気回路、コンピューターグラフィックスなどの現代的な素材を使用しているのが特徴です。「それは変わりつづける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という一貫したコンセプトのもと、世界中で個展を行い、国内外で精力的に活動中です。
村上隆:東京都板橋区出身、アートカンパニー「カイカイキキ」代表取締役でもあります。
アニメ風のポップな表現ほか浮世絵や日本画などををモチーフにした作品なども特徴です。自身主催のアートイベントや映画監督など幅広い活動を行っていて、フランスのファッションブランド、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションは話題になりました。
奈良美智:青森県出身、80年代から12年間ドイツを拠点にし、日本のネオ・ポップブームを盛り上げた一人です。小さな女の子をモチーフにした絵画や彫刻が有名で、少女を表現する上での独特な視点が海外でも注目を集めました。現在ニューヨーク近代美術館ほか諸外国の有名美術館に作品が所蔵されています。
杉本博司:東京都台東区出身の写真家、美術家です。1970年代からニューヨークを中心に活動を始め、写真の表現方法の可能性を大きく拡げた功労者です。コンセプチュアルアートほか1960-70代年代のアメリカ芸術に影響を受け、代表作「劇場」「海景」「ジオラマ」などのシリーズは世界中から評価されています。また写真だけではなく、建築や美術全般にも精通しています。
今回記事として取り上げました展覧会「STARS展」で取り上げられた6名の現代美術家は弊店でも特に重点人物として取り扱いに注力しています。現代美術家の作品集や展覧会の図録をお売りされることがありましたらご相談ください。
以下に、6名に作家の関連図書も紹介していますので、展覧会に出かけられる前の予習、鑑賞された後の復習などに役立つ是非ご参照ください。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期:2020年6月21日(火)-9月22日(火)
1902年、香川県高松市生まれの画家、猪弦一郎の信条について今一度立ち返り、アートが生活の中にもたらす力を考えることがテーマの展覧会です。猪熊弦一郎は、幼い頃から絵の才能と腕を磨き、展覧会などで活躍しました。30代半ばの頃、鈴木誠、佐藤敬ら同士の画家たちで結成した“新制作協会”は、現在まで続く多くの芸術家たちの活躍の場となっています。1938年にフランスへ渡り、アンリ・マティスに師事しました。また、1955年のニューヨークでの活動以後、抽象的な画風にも挑戦していくなど、90歳での逝去までに新しいことへ取り組んでいく姿勢は、後に続く芸術家たちにも大きな影響をもたらしています。
「猪熊弦一郎展 アートはバイタミン」では、“猪熊自身の暮らし”、“プライベート空間への美の提供”、“パブリックアート”の三部で構成し、絵画作品はもちろん、猪熊が制作した各地にあるパブリックアートの現在、デザインを手掛けた家具や商品の紹介をしています。そして“アートはビタミン剤(バイタミン)”として、生活とアートの関わりの大切さを説いた猪熊の最後の棲家である、田園調布の旧猪熊邸の台所と居間の再現ほか、猪熊作品のある暮らしの提案など、原点に立ち返りつつも新しい試みにチャレンジしている企画展です。
今回記事として取り上げました猪熊弦一郎の作品集や図録、関連書籍は弊店でも特に重点人物として取り扱いに注力しています。画集や図録をお売りされることがありましたらご相談ください。
猪熊弦一郎の関連図書も紹介していますので、展覧会に出かけられる前の予習、鑑賞された後の復習などに役立つ是非ご参照ください。
世界的に評価の高い、アムステルダムを拠点に活躍するグラフィック・デザイナー、Linda Van DeursenとArmand Mevisによるデザイン・ユニット、メーフィス&ファン・ドゥールセンのデザイン集です。
ブック、カバー、ページ・レイアウト、タイポグラフィーや、広告・ポスターなどのデザインが、258点掲載されています。
詳細を読む »「Lost Human Genetic Archive」
日本を代表する現代写真家、杉本博司の世界初発表となる新シリーズ、「廃墟劇場」に加え、本邦初公開「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」、新インスタレーション、「仏の海」の3シリーズを掲載しています。
詳細を読む »村上隆の五百羅漢図:回帰と新生 三木あき子
対談:辻惟雄×村上隆“五百羅漢図"と「笑い」―村上隆による
日本美術の変容
村上マンダラの深化 玄侑宗久
図版1
五百羅漢図"モティーフ図解
五百羅漢図"への道 ニッポン絵合せ
五百羅漢図"への道 制作プロセス
図版2 作品解説 村上隆
絵画宇宙の村上隆 サラ・ソーントン ほか
300ページ以上、約3.5cmの厚さがあります。
詳細を読む »
1864年生まれ、アール・ブリュット/アウトサイダー・アートの先駆者として評価されるスイスの画家、アドルフ・ヴェルフリの作品集です。
絵画、コラージュ作品が、多数カラー掲載されています。
詳細を読む »「Contemporary Danish Furniture Design A Short Illustrated RevieW」
デンマークの家具デザインを紹介する1冊です。
ハンス・J・ウェグナー、ポール・ケアホルム、アルネ・ヤコブセン、アーガード・アンダーセンなどによる、椅子、ソファ、テーブル、デスク、シェルフ・システムが、モノクロ図版で多数掲載されています。
詳細を読む »