1900年、パリにて生まれます。
1924年にアンドレ・ブルトン率いるシュルレアリスム運動の画家達と
出会い、それから独自の絵画様式を身につけます。
1939年、第二次世界大戦勃発直前、アメリカへ渡ります。
生命体の息吹を感じるオブジェがひしめきあう、なんとも言えない
独特な表現が特徴です。
■ カテゴリー:シュルレアリスム
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著著者名 :ジャン・ソセ/種村季弘/瀧口修造
出版社名:河出書房新社
発行年月:1976年1月
サイズ :79ページ 31*24cm
定価 :3800円(税込み)
状態:
ケース入りです。
ケースと本体背には経年の薄汚れが少しあります。
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1893年生まれ。スペイン・カタルーニャ地方バルセロナ出身の画家です。
パリでシュルレアリスムの運動に参加するが、彼の独特な作風は、古典的・
写実的描法を用いる他のシュルレアリストの作風とは異なるために独自の
地位を確立しています。
■ カテゴリー:シュルレアリスム
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●「洋書/Miro/Ultimi Disegni/ ジョアン・ミロ/1970年代の絵画・素描作品集」 著者名 :Werner Schmalenbach 晩年の1970年代の絵画/素描作品を
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●「洋書/A Toute Epreuve/Gravures ジョアン・ミロ詩画集」 著者名 :Joan Miro,Paul Eluard テキスト:フランス語 フランス・パリの詩人、ポール・エ |
今回はシュルレアリスム(Surréalisme)の特集です。
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1924年、アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言から始まった
芸術運動。ジークムント・フロイトの精神分析の思想の強い影響下
にあり、個人の意識よりも、無意識や集団の意識、夢、偶然等を重視。
美術、詩、文学、政治などの広い範囲で想像力の解放と合理主義への
反逆を唱え、人間自体の精神の自由と変革を目指すことを目的とします。
絵画・写真においては自動記述やコラージュ(貼り付け)や、フロッタ
ージュ(こすり出し)、デカルコマニー、グラッタージュなどの技法を
使い、無意識の世界を表現したり、事物のありえない組み合わせなどを
写実的に描いたり、撮影するといった画家や写真家らが現れました。
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シュルレアリスム関連の画集、作品集、関連書籍は買取重点商品です。
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サルヴァドール・ダリ
Salvador Dali(1904年5月11日-1989年1月23日)
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ルネ・マグリット
Rene Francois Ghislain Magritte(1898年11月21日-1967年8月15日)
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ジョアン・ミロ
Joan Miro(1893年4月20日-1983年12月25日)
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マックス・エルンスト
Max Ernst(1891年4月2日-1976年4月1日)
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ハンス・ベルメール
Hans Bellmer(1902年3月13日-1975年2月23日)
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マルセル・デュシャン
Marcel Duchamp(1887年7月28日-1968年10月2日)
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ポール・デルヴォー
Paul Delvaux(1897年9月23日-1994年7月20日)
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レオノール・フィニ
Leonor Fini(1907年8月30日-1996年1月18日)
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レメディオス・バロ
Remedios Varo(1908年12月16日-1963年10月8日)
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ジョルジョ・デ・キリコ
Giorgio de Chirico(1888年7月10日-1978年11月20日)
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アルベルト・ジャコメッティ
Alberto Giacometti(1901年10月10日-1966年1月11日)
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クロヴィス・トルイユ
Camille Clovis Trouille(1889年10月-1975年9月)
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イヴ・タンギー
Raymond Georges Yves Tanguy(1900年1月5日-1955年1月15日)
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トワイヤン
Toyen(1902年-1980年)
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アンドレ・ブルトン
Andre Breton(1896年2月19日-1966年9月28日)
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瀧口修造(1903年-)
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1938年、大阪生まれ。海外でも高く評価される、日本を代表する
写真家です。
1961年、岩宮武二の紹介で写真家集団「VIVO」に参加。
1963年、写真家・岩宮武二、細江英公に師事の後。フリーの写真
家としてデビュー。
1974年、荒木経惟、東松照明、深瀬昌久、細江英公、横須賀功光
とともに、それぞれが教室を持つ、寺子屋スタイルの「ワークショ
ップ写真学校」を開講。
「アレ、ブレ、ボケ」によるハイコントラストや粗粒子図面の荒々
しい写真表現で日本の写真界に一石を投じ、その力強い作品群から
放たれる欲望、孤独、不安感は見る人の感情を大きく揺さぶる。ま
た、さまざまな写真教育活動に当たるなど、教育活動にも力を入れ
ています。
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■カテゴリー:日本の写真家
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著者名 :森山大道
出版社名:写真評論社
発行年月:1972年
サイズ :23×18cm
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1938年、東京にて生まれます。
1963年、雑誌「現代の眼」編集部に入社。写真家・東松照明と出会い
写真家の道へ。
1970年までは森山大道とともに「アレ、ブレ、ボケ」の作風で知られるが、
1973年よりその作風を否定します。
1977年に昏睡状態により言語能力と記憶に障害が残りますが、リハビリ
を経て1979年に復活。
現在は、写真は創造ではなく、記憶でもなく、ドキュメントであるという
考えかから現実を表現する作品を創造しています。
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■カテゴリー:日本の写真家
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著者名 :中平卓馬
出版社名:河出書房新社
発行年月:2006年2月
サイズ :120ページ 29*21cm
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日本における芸術写真の始まりは、1905年ごろと考えられます。
秋山轍輔(1880―1944)が1904年ゆふづつ社を結成し、ピクトリア
リズムの代表的技法となったピグメント法を研究しました。
大阪では1904年にアマチュア団体浪華写真倶楽部が創立され、現在ま
で続いています。
1920年淵上白陽の日本光画芸術協会、1923年鈴木八郎らの表現社、
1924年福原信三の日本写真会などの団体が続々と結成。
1921年「カメラ」、「写真芸術」、1924年「フォトタイムス」な
どの写真雑誌が発刊されます。
1929年、上田備山の丹平写真倶楽部、1930年、中山岩太の芦屋カ
メラクラブ結成。
1930年、「フォトタイムス」誌主幹の木村専一が新興写真研究会
を結成し、ヨーロッパのアバンギャルド写真を紹介し、日本にもモ
ダニズムが開花します。1932年、野島康三と福原信三による月刊写
真雑誌「光画」を創刊します。浪華写真倶楽部の安井仲治が都市風
俗を繊細鋭利なリアリズムで追求。
小石清は都会人の精神的ストレスを超現実主義的手法でとらえます。
1933年、ドイツでルポルタージュを学んだ名取洋之助が日本工房を
設立。「光画」や日本工房に参加した木村伊兵衛が登場。堀野正雄
は機能主義美学にたって機械的建造物の構造美に迫り、渡辺義雄は
新即物主義的な作風で建築や都市風俗を撮りました。
土門拳は日本工房に参加後、社会的リアリズムを踏まえつつ、古寺、
仏像、人物、社会問題などを撮って民族の伝統とその課題に迫りました。
戦後、木村伊兵衛、土門拳、濱谷浩は新しい姿勢で写真活動に復帰。
林忠彦はたくましく復興する戦後を描き、秋山庄太郎や大竹省二は
ファッションや芸能、芸術の世界へと、三木淳は「ライフ」誌のスタ
ッフ写真家として国際的に活躍しました。
1959年、川田喜久治、佐藤明、丹野章、東松照明、奈良原一高、細
江英公が自主的な制作活動の拠点としてのグループ「VIVO(ビボ)」
を結成します。
東京オリンピックの開催を契機に、立木義浩、篠山紀信、横須賀功光、
早崎治らがファッション性豊かな雑誌で活躍。
長野重一が秀逸な作品を生み、富山治夫は風刺のきいた時評写真を撮り、
桑原史成と英伸三は社会の現実を撮ります。
高梨豊、中平卓馬、森山大道らは「プロヴォーク」を1968年に刊行し、
自我の本質を問う作品、都市とその生命感のダイナミズムを問う作品を
制作しました。
1980年代には出版文化は盛況で写真家の活躍の場は多く、カメラ、写真
感光材料メーカーの設けたギャラリーが写真作品発表の場として活況。
入江泰吉の記念館ともいえる奈良市写真美術館はじめ写真部門をもつ美
術館が相次いで開館しました。
植田正治や杉本博司、柴田敏雄らは完成度の高い鑑賞性の高い写真を撮り、
荒木経惟は都市、エロス、死生観を世に問い、自身の変幻を写真にする
森村泰昌、若い人気女性写真家ヒロミックスや蜷川実花らが登場します。
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藤原新也
星野道夫
HABU
HIROMIX(ヒロミックス)
ハービー・山口
19世紀初頭に発明されたカメラ・オブスクラからダゲレオタイプ、カロ
タイプなどから始まる写真技術は、当初、産業革命の頃の中産階級の肖
像画が欲しいという需要と記録写真の時代でした。
19世紀中頃から写真技術が、コロジオン法の登場やタルボットの方式
(ネガポジ方式)を経て、1880年代のコダックのフィルム・カメラの
登場により写真は市場に乗り、さらに1925年に登場した35mmカメラ、
ライカなどによって一般的に広まり、その写真人工の増加により、写真
は写真技術や機械の発展とともに芸術として進化し始めました。
黎明期の写真家としては、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タル
ボットの手軽なスケッチの手段として写真を用いたり、エドワード・
マイブリッジによる馬の連続写真が有名です。
19世紀後半から、絵画的な写真を求め、芸術としての写真を目指す写真家によって始め
られた運動、ピクトリアリスムが多くの写真家に支持されました。
1902年には、ニューヨークでピクトリアリスム標榜する写真家のグループ、フォト・
セセッションがアルフレッド・スティーグリッツ、エドワード・スタイケン、アルヴィン
・ラングダン・コバーン、フランク・ユージンらによって結成されました。
ウィーン分離派のハインリッヒ・キューンやカール・ストラスなども参加しています。
1910年頃から、ピクトリアリスムに対して絵画の模倣にすぎないという意識が強まり、
ピクトリアリスムを否定し、写真にしかできない視線で写真作品は制作されるべきとい
う思想が生まれます。アルフレッド・スティーグリッツらにより主張された、ストレー
トフォトグラフィよ呼ばれる、ぼかしや演出、合成などを用いることなく、見たままの、
あるがままの風景、人物を表現する新しい様式が出現します。
アンセル・アダムス、イモージン・カニンガムなどのグループf/64の写真家、アンドレ・
ケルテス、アンリ・カルティエ=ブレッソン、アウグスト・ザンダー、ウォーカー・エ
ヴァンズなどが、ストレートフォトグラフィを表現手段として用いた写真家として知ら
れています。またヨーロッパにおいてはバウハウスの芸術家、ラースロー・モホリ=ナ
ジに見られます。そしてストレートフォトグラフィとは別に、ヨーロッパでは未来派、
ダダ、シュルレアリスムなどの動きと連動して、写真独自の技巧、フォトグラム、フォト
モンタージュ、ソラリゼーションなどの技法を用いた、マン・レイをはじめとする前衛
的な写真が登場しました。この写真表現の出現によって、広告写真やファッション写真
がこの時期に大きく発展していきます。
19世紀後半のクリミア戦争、アメリカ南北戦争から始まったといわれる報道写真は、
写真技術・印刷技術の発展とマスメディアの発展により1920年頃から大衆に支持さ
れ始めます。第二次世界大戦前から、1936年の雑誌ライフの創刊や1947年のマグナ
ム・フォトの設立など、フォトジャーナリズムは現在まで写真史における重要な位置
を占めています。ロバート・キャパ、マーガレット・バーク=ホワイト、ウォーカー・
エヴァンズ、ユージン・スミスなどが有名です。
1960年代頃から、「写真の中では報道写真がもっとも優れている」という神話が崩れ
始め、写真作品は、それぞれの分野で進むべき方向が多種多様になり、ある時期ある
時期を捉えて、ある種の傾向でくくることができなくなります。
コンセプトが重要視され、写真が外見だけで判断されず、その背景にあるものを含め
て評価されるようになり、様々な表現方法が出現しています。
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ロバート・キャパ
Robert Capa(1913年10月22日-1954年5月25日)
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デヴィッド・ハミルトン
David Hamilton(1933年4月15日-)
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ロバート・メイプルソープ
Robert Mapplethorpe(1946年11月4日-1989年3月9日)
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リンダ・マッカートニー
Linda Louise McCartney(1941年9月24日-1998年4月17日)
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マン・レイ
Man Ray(1890年8月27日-1976年11月18日)
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アンセル・アダムス
Ansel Adams(1902年2月20日-1984年4月22日)
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ブラッサイ
Brassai(1899年9月9日-1984年7月8日)
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ウジェーヌ・アジェ
Jean-Eugene Atget(1857年2月12日-1927年8月4日)
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ユージン・スミス
William Eugene Smith(1918年12月30日-1978年10月15日)
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ロベール・ドアノー
Robert Doisneau(1912年-1994年)
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セバスチャン・サルガド
Sebastiao Salgado(1944年-)
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エド・ヴァン・デル・エルスケン
Ed van der Elsken(1925年3月10日-1990年12月28日)
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デュアン・マイケルズ
Duane Michals(1932年2月18日-)
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ヴィム・ヴェンダース
Wim Wenders(1945年8月14日-)
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アンドレ・ケルテス
Andre Kertesz(1894年7月2日-1985年9月28日)
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ヤン・サウデク
Jan Saudek(1935年5月13日-)
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デヴィッド・リンチ
David Keith Lynch(1946年1月20日-)
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エリオット・アーウィット
Elliott Erwitt(1928年7月26日-)
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アンリ・カルティエ=ブレッソン
Henri Cartier-Bresson(1908年8月22日-2004年8月3日)
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ラリー・クラーク
Lawrence Donald Clark(1943年1月1日-)
1905年ハンガリーで生まれます。
モジュール構造と単一形態の重要性を提示したモダニズムの建築家
です。1920年代、バウハウスで学び、後に教官となります。
1925年、バウハウスを代表する作品、世界初のスチールパイプを
使用したイス、ワシリーチェアを制作。
1930年代、ナチスの台頭によりロンドンへ、その後アメリカへ移住。
戦後、ニューヨーク近代美術館デモンストレーション・ハウス、
パリのユネスコ本部などを設計。
芸術とテクノロジーの融合した工業製品、家具同様に工業部材を用
いた、明快な理論を持つモダニズム建築から、晩年の曲線美や彫刻
的な表現を特徴とするブルータリズムの先駆としてデザイン・建築分
野に数々の名作を残しました。与えました。
■ カテゴリー:バウハウス
(マルセル・ブロイヤー関連の書籍は高価買取させていただきます)
●「洋書/In the Deco Style/アール・デコ・スタイル」
著者名 :Dan Klein,Nancy McClelland
出版社名:Thames & Hudson Ltd
発行年月:1987年2月
サイズ :228ページ 26*26cm
sold-out
テキスト:英語
20世紀最大の芸術様式、アール・デコのインテリア、家具、
建築などを多数カラー掲載。
マルセル・ブロイヤー/フランク・ロイド・ライト/バウハウス/
マイケル・グレイヴスほか。
1872年オランダで生まれます。ワシリー・カンディンスキーと並び、
本格的な抽象絵画を描いた先駆者とされています。
1912年、パリへ。キュビズムの影響を受ける。そして、さらに進化
し、抽象的な造形に変化。
1914年、オランダへ一時帰国、垂直線と平行線による画面構成が始
まります。1921年、代表作である、水平・垂直の直線と三原色から
成る「コンポジション」の作風が確立。
1925年、「新造形主義」をバウハウス叢書として出版。急進的な抽象
展開のため、芸術雑誌「デ・ステイル」を離脱。
大戦のため1938年よりロンドン、そしてニューヨークへ移住。
1944年、ニューヨークにて没。
具象から、キュビズムを突き抜け、色彩と形態のみでの純粋な造形
という未開の表現方法を切り開き、その造形言語は後世多大な影響を
与えました。
■ カテゴリー:バウハウス
(ピエト・モンドリアン関連の書籍は高価買取させていただきます)
●「洋書/Piet Mondrian/Sa vie, Sou OEuvre/ピート・モンドリアン」
著者名 :Michel Seuphor
出版社名:Flammarion
発行年月:1970年
サイズ :444ページ 30*22cm
sold-out
テキスト:フランス語
本格的な抽象絵画を描いた最初期の画家、ピート・モンドリアン
の初期から晩年の作品を多数掲載し解説する444ページに
わたるモンドリアン芸術の集大成です。
1888年、スイスのベルンに生まれます。
小学校教師になった1913年から亡くなる1967年まで、独自の造形
理論・形態論・色彩論・美術教育論に取り組んだ、バウハウス初期
ワイマール時代の指導者のひとりの造形作家です。
1923年にバウハウス校長のヴァルター・グロピウスとの理念の違
いによりバウハウスを解雇されます。
1926年にベルリンにて学校「イッテ・シューレ」を開校、日本か
らも竹下夢二などが訪れました。
バウハウスや自身の学校において独自の造形論および色彩論は後世に
多大な影響を与えました。
■ カテゴリー:バウハウス
(ヨハネス・イッテン関連の書籍は高価買取させていただきます)
いています。
●「洋書/Bauhaus/1919 - 1933/
バウハウスの歴史/1919-1933年」
著者名 :Bauhaus Archiv,Magdalena Droste
出版社名:Taschen America Llc
発行年月:2006年8月
サイズ :256ページ 31*25cm
sold-out
テキスト:英語
造形美術、工芸、デザイン、建築をひとつに縮める総合芸術
のユートピア、ひとつの社会運動であったバウハウスの歴史を
多数の作家の作品とともに解説する1冊です。
オスカー・シュレンマー/リオネル・ファイニンガー/マルセル・
ブロイヤー/ワシリー・カンディンスキー/パウル・クレー/
ヨハネス・イッテン/ピート・モンドリアンほか。