ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2014年12年3日--12月25日
「スキマの国のポルタ」・「あさになったので まどをあけますよ」など沢山の大人から子供大好きな
荒井良二の展覧会です。
彼の作品は、絵本以外でも、イラストレーション・小説の 装画・挿絵・広告・舞台美術・アニメーション
など幅広い分野でみることができます。
本展では、「旅する門」・最新絵本「イノチダモン」の原画・好きだった本へのオマージュを描く新作など
不思議で素敵な作品の展示がされています。
『ggg Books-113 荒井良二』 (デザイン・名久井直子さん)の刊行も予定されています。
●「あさになったのでまどをあけますよ」
出版社名:偕成社
発行年月:2012年12月
サイズ :32ページ 28×21cm
----あいさつ文より----
今年は日本をテーマに選び、23人の優秀な絵本画家を
迎えました。今回は日本のイラストレーションがボロー
ニャにやって来たのです。そして、世界中の人々が
日本のイラストレーターたちのオリジナリティと技法
を直接目にし、感動を覚える機会があたえられること
になったのです。
東逸子/荒井良二/安野光雄/飯野和好/伊藤秀男/
いとうひろし/井上洋介/スズキコージ/長新太/
片山健/山本容子/佐々木マキ/たむらしげる ほか
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板橋区立美術館
会期:2014年11月22日-2015年1月12日
1931年、ミラノに生まれたイエラ・マリの展覧会です。
「あかいふうせん」、「木のうた」、「りんごとちょう」などの
8冊の貴重で美しいく繊細な原画や試作本を展示。
彼女の絵本は、読み聞かせの絵本ではなく、視覚にうったえてくる美しい
自然や生命の絵で、ページをめくるたびに物語を見せてくれます。
また、各国のいろいろな「字のない絵本」も紹介。
会期中は、講演会やワークショップなども開催されています。
●「La Pomme et le Papillon 1998年」
出版社名:Lutin Poche
発行年月:1988年
サイズ :15×19cm
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刈谷市美術館
会期:2014年9月20日〜11月9日
竹久夢二らと並び、抒情画家の一人で、最後の抒情画家ともいわれる藤井千秋の展覧会です。
戦後の少女雑誌の表紙や挿絵を多く描き、昭和の少女たちを魅了しました。
今の時代に見ても、とても繊細で丁寧な作品は、心をうつものです。
雑誌「少女の友」などの付録や表紙や挿絵原画など、絵本の原画など数多くの作品が
展示されています。
ちひろ美術館・東京
会期:2014年8月6日〜2014年11月3日
アートディレクションやパッケージデザインなど多岐に活躍している
グラフィックデザイナーの佐藤卓が、今年、没40年を迎えた、画家いわさきちひろの
絵を現代の人、特に子供達に届くよう展覧会を制作されています。
展示室は4つに構成されています。
展示室1では、佐藤卓のデザインした「明治おいしい牛乳」のパッケージなど。
展示室2では、佐藤卓が選んだ、線画やスケッチ。
展示室3では、いわさきちひろが生涯のテーマとした子供の作品。
展示会4では、いわさきちひろの絵と佐藤卓のコラボレーションされた作品が展示されています。
「いわさきちひろ×佐藤卓=展」関連イベントもいくつか開催予定です。
山梨県立美術館
会期:2014年4月26日〜6月15日
「動く芸術」という意味のキネティック・アートは、1960年代にヨーロッパで多数制作
された芸術作品で、20世紀の新しい美術分野として注目されました。
モーターなどを装備し、動いたり発光する作品のほか、見る人の視点により動いているように
見える目の錯覚を利用した作品など様々なものがあります。
この展覧会では、ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マリ、ジャンニ・コロンボなど、
イタリアの作家の作品を中心に平面作品・立体作品約90点でキネティック・アートを紹介していきます。
●「ブルーノ・ムナーリの本たち MUNARI I LIBRI/1929-1999」
著者名 :ジョルジョ・マッフェイ
出版社名:ビー・エヌ・エヌ新社
発行年月:2010年2月
サイズ :288ページ 25×17cm
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ワタリウム美術館
会期:2014年4月22日〜6月29日
オーストリアの思想家シュタイナーは人智学の創始者として知られています。
ヨーロッパ各地で行った講義は6000回にもおよびましたが、その際に内容を
説明するために使用した1000枚の黒板ドローイングは「思考する絵」と呼ばれ
新しいアートとして注目を集めています。
この展覧会では、この黒板ドローイングのほか、建築模型、彼自身がデザインした家具
やランプなど数々の作品を展示し、シュタイナーの思考の軌跡を辿ります。
また、彼に影響を受けた現代美術家・坂口恭平やオラファー・エリアソンなどの作品も
紹介されてます。
●「シュタイナー・建築 そして、建築が人間になる」
著者名 :上松佑二
出版社名:筑摩書房
発行年月:1998年3月 初版
サイズ :319ページ 30×26cm
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新見美術館
会期:2014年2月22日〜2014年4月13日
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」などの童話や「雨ニモマケズ」「永訣の朝」などの詩で
広く親しまれている宮沢賢治の作品を紹介する展覧会です。
東日本大震災以後、宮沢賢治の言葉の力を復興の支えにつなげようと、再び宮沢賢治の作品が
注目を集めています。
自筆の手帳「雨ニモマケズ」、水彩画や関連資料のほか、宮沢賢治作品を題材とした44人の作家による
絵本原画など約200点で構成されています。
浜田市世界こども美術館
会期:2014年3月27日〜5月25日
国際的な絵本作家五味太郎の作品を紹介する展覧会です。
国内各地で開催され大好評だった原画展のスペシャルバージョン。
代表作「きんぎょが にげた」「ビッグブック グレート・ワンダーシップへようこそ!」など
をはじめ、国内外で出版された絵本の原画を多数展示。
描いて遊べるらくがきコーナーなども設置され、五味太郎ワールドを堪能できる展覧会です。
五味太郎(1945年〜)
桑沢デザイン研究所ID科を卒業後、
工業デザインのデザイナーを経て、絵本の創作活動に入ります。
今までに300冊以上の作品を発表し、
世界各国で翻訳された絵本は30種類12カ国にのぼっています。
遊び心満載のユニークな作品は
子供から大人まで幅広い年齢層に親しまれています。
サンケイ児童出版文化賞、国内造本装丁コンクール、
路傍の石文学賞など数多くの賞も受賞。
かくしたのだあれ(文化出版局 1977年)
たべたのだあれ(文化出版局 1977年)
みんなうんち(福音館書店 1981年)
きんぎょがにげた(福音館書店 1982年)
きいろいのはちょうちょ(偕成社 1983年)