市原湖畔美術館
会期:2014年10月4日--12月28日
日本を代表する大規模な建築物を生み出している原広司の展覧会です。
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所として設計活動した「梅田スカイビル」は、英タイムズ誌で
「世界の建築物トップ20」に選れています。
この展覧会では、「空間とは何か」ー2500年間の空間的思考をたどる〈写経〉ー
写経した文を壁紙として埋め尽くしように展示されています。
●「YET HIROSHI HARA」
出版社名:ペーパーバック
発行年月:2009年12月 初版
サイズ :335ページ 25×19cm
原広司の構想力が凝縮した未完の建築=YET。
1965年の「有孔体の世界」から2008年の「Σ3」
まで、建築の可能性を追求し続ける原広司のYETな
建築40作品収録。
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2014年12年3日--12月25日
「スキマの国のポルタ」・「あさになったので まどをあけますよ」など沢山の大人から子供大好きな
荒井良二の展覧会です。
彼の作品は、絵本以外でも、イラストレーション・小説の 装画・挿絵・広告・舞台美術・アニメーション
など幅広い分野でみることができます。
本展では、「旅する門」・最新絵本「イノチダモン」の原画・好きだった本へのオマージュを描く新作など
不思議で素敵な作品の展示がされています。
『ggg Books-113 荒井良二』 (デザイン・名久井直子さん)の刊行も予定されています。
●「あさになったのでまどをあけますよ」
出版社名:偕成社
発行年月:2012年12月
サイズ :32ページ 28×21cm
----あいさつ文より----
今年は日本をテーマに選び、23人の優秀な絵本画家を
迎えました。今回は日本のイラストレーションがボロー
ニャにやって来たのです。そして、世界中の人々が
日本のイラストレーターたちのオリジナリティと技法
を直接目にし、感動を覚える機会があたえられること
になったのです。
東逸子/荒井良二/安野光雄/飯野和好/伊藤秀男/
いとうひろし/井上洋介/スズキコージ/長新太/
片山健/山本容子/佐々木マキ/たむらしげる ほか
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東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
会期:2014年12月2日--2015年3月1日
高松次郎の作品は、絵画、彫刻、写真など多岐にわたる技法で、沢山の抽象的な作品を、
生み出しています。
本展では、初期・中期・後期の3期に分けて、3人のキュレーターが担当し、彼の謎めいた作品を
わかりやすく丁寧に解説していきます。
構成1:「点」、たとえば、一つの迷宮事件 1960-1963
構成2:標的は決してその姿を現さない 1964-1970s 代表的な「影」シリーズなど
構成3:それは絵画ではなかった 1970s-1998
約50点のオブジェや彫刻、絵画、および約150点の関連するドローイングを紹介しています。
●「高松次郎の現在」
開催 :1996年 新潟市美術館ほか
サイズ :139ページ 24×25cm
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高松次郎の初期からの抽象絵画や立体造形作品を、91点カラー掲載。
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板橋区立美術館
会期:2014年11月22日-2015年1月12日
1931年、ミラノに生まれたイエラ・マリの展覧会です。
「あかいふうせん」、「木のうた」、「りんごとちょう」などの
8冊の貴重で美しいく繊細な原画や試作本を展示。
彼女の絵本は、読み聞かせの絵本ではなく、視覚にうったえてくる美しい
自然や生命の絵で、ページをめくるたびに物語を見せてくれます。
また、各国のいろいろな「字のない絵本」も紹介。
会期中は、講演会やワークショップなども開催されています。
●「La Pomme et le Papillon 1998年」
出版社名:Lutin Poche
発行年月:1988年
サイズ :15×19cm
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遠山記念館
会期:2014年9月13日〜10月26日
調度とは、身の回りに置かれ、日常生活において必要な道具・家具のことです。
この展覧会では、鎌倉時代の秋野蒔絵手箱から、大正の飯塚鳳齋の菊梅蘭蒔絵竹編組硯箱、昭和の
前田南斉の作品まで、各時代の名工による調度と和家具60点、巧みな技術が駆使された木、漆、
竹工の実用性を超えた名品たちの美が展観できます。
日本民藝館
会期:2014年9月19日〜11月24日
カンタ刺繍とは、インド西ベンガル州とバングラディシュの伝統的な刺子です。
複数の古布を重ねて、様々な模様や動植物などの刺繍やランニングステッチを
していくことで強くなり、古布の再利用する知恵として生まれました。
そして、日本の東北地方には、藍染の刺子で、津軽のこぎん刺しなどがあります。
いずれも昔からの伝統的な女性の手仕事です。
この展覧会では、70点のカンタとおよそ60点の刺子が展示されています。
大坂歴史博物館
会期:2014年9月3日〜10月13日
数多くの賞を受賞している日本を代表とする建築家・村野藤吾の展覧会です。
この展覧会では、今年が没30年にあたり、図面や建築資料、建築部材、インテリアなどを
介して、やわらかな彼の建築作品と彼の人物像を紹介します。
刈谷市美術館
会期:2014年9月20日〜11月9日
竹久夢二らと並び、抒情画家の一人で、最後の抒情画家ともいわれる藤井千秋の展覧会です。
戦後の少女雑誌の表紙や挿絵を多く描き、昭和の少女たちを魅了しました。
今の時代に見ても、とても繊細で丁寧な作品は、心をうつものです。
雑誌「少女の友」などの付録や表紙や挿絵原画など、絵本の原画など数多くの作品が
展示されています。
新潟市美術館
会期:2014年8月9日〜10月5日
アラーキーこと写真家、荒木経惟の初期作品から最新作を展示した写真展。
2000年以降、前立腺癌発症や摘出手術、妻亡き後唯一の家族であった愛猫・チロの死、
東京都内で遭遇した東日本大震災の経験などに対面し、本展のタイトルである「死=往生」を
意識しはじめたといいます。
荒木の妻や愛猫チロとの愛のある日常から新潟の旅、そして現在の彼の心境を日常の人や街など
身近な幸せを愛おしみ、大切にする荒木の今の心境が表れている貴重な展覧会です。
ちひろ美術館・東京
会期:2014年8月6日〜2014年11月3日
アートディレクションやパッケージデザインなど多岐に活躍している
グラフィックデザイナーの佐藤卓が、今年、没40年を迎えた、画家いわさきちひろの
絵を現代の人、特に子供達に届くよう展覧会を制作されています。
展示室は4つに構成されています。
展示室1では、佐藤卓のデザインした「明治おいしい牛乳」のパッケージなど。
展示室2では、佐藤卓が選んだ、線画やスケッチ。
展示室3では、いわさきちひろが生涯のテーマとした子供の作品。
展示会4では、いわさきちひろの絵と佐藤卓のコラボレーションされた作品が展示されています。
「いわさきちひろ×佐藤卓=展」関連イベントもいくつか開催予定です。