札幌芸術の森美術館
会期:2015年9月9日(水)- 2015年11月8日(日)
日本とスイスの国交樹立150年を記念し、高品質でユニークなスイスデザインの数々を紹介する
展覧会です。
永世中立国として独自の道を歩んできたスイス。
スイスが生み出すデザインは実用性と機能性に優れ、伝統と最新技術を融合させ手仕事的なぬくもりと美しさを兼ね備えています。
本展ではスイス近代デザインの草創期から現在まで多様なスイスデザインを紹介。
鉄道や航空におけるデザインや、時計や靴、家具やファブリックなど多様な領域におけるデザインの思想とコンセプトが語られています。
特にスイス生まれの建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)、バウハウスの最後の巨匠マックス・ビル(1908-1994)の二人の仕事からは
スイスデザインの普遍的な本質が伝わってきます。
またスイスで最も権威のあるスイスデザインアワードの近年の受賞作品が紹介され、デザインの未来を感じることができます。
●「Early Modernism Swiss & Austrian Trademarks 1920-1950」
著者名 :John Mendenhall
出版社名:Chronicle Books
発行年月:1997年6月
サイズ :131ページ 23×21cm
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テキスト:英語
ソフトカバー
1920年代から1950年代のスイス・オーストリアのデザインを600
点以上掲載する1冊。
トレードマーク/ロゴ/ポスター・デザインなどが多数掲載されて
います。
国立近現代建築資料館
会期:2015年7月21日(火)- 2015年11月8日(日)
近代建築の巨匠である建築家、ル・コルビュジエ。
彼の作品と思想は、日本近現代の建築界に多大な影響を及ぼしました。
本展ではル・コルビュジエが日本の建築界にどのように受け入れられ影響を与えたのかを、
コルビュジエに師事した3人の弟子たち(前川國男、坂倉準三、吉阪隆正)の活動をとおして検証しています。
日本におけるコルビュジエの実作は東京・上野〈国立西洋美術館〉(1959)のみ。
その建築が持つ魅力と共同設計過程が紹介されています。
また、現代の建築家の資料を通じて現代日本建築のなかに息づくコルビュジエの思想を
じっくり探れる機会にもなるでしょう。
●「 ル・コルビュジエ事典」
著者名 :ジャック・リュカン/加藤邦男
出版社名:中央公論美術出版
サイズ :646ページ 32×23cm
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函入り
以下目次より-----
「ル・コルビュジエ不屈の冒険」展について
ル・コルビュジエ年代記
事典
ル・コルビュジエ著作一覧
人名索引
事項索引
コンセプト、計画案、建築作品
NIMAO(国立国際美術館)
会期:2015年7月25日(土)ー9月23日(水)
国際的に活躍するドイツ出身の写真家ヴォルフガング・ティルマンス(1968- )の大規模な個展です。
ティルマンスは、現代美術界で重要な賞の一つ、イギリスのターナー賞(2000年)や、偉大な業績を上げた
写真家に贈られるハッセルブラッド国際写真賞(2015年)を受賞した現代写真界のフロントランナー。
本展は200点近くの近作・新作を中心に、昨年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で発表された
映像インスタレーションを展示。
ティルマンス自身がデザインした展示空間のなかで、独自のインスタレーション空間を堪能できます。
日常的なモチーフの写真を通じて、政治経済など地球上の諸問題に対する、彼自身の見解がビビッドに伝わってきます。
●「 hysteric eight ヒステリックグラマー」
出版社名:Verlag der Buchhandlung Walther Konig
発行年月:2007年 初版
サイズ :432ページ 31×22×3cm
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ハードカバー
テキスト:ドイツ語、英語
写真を並べたインスタレーション・プロジェクト、「Truth Study
Center」はじめ、様々なカラー&モノクロのスナップフォトが、多数
掲載されています。
東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2015年7月18日-2015年9月23日
聖地へ向かう道程がロードムービーのような連続写真として収められた『PILES OF TIME』で
第25回木村伊兵衛写真賞を受賞した鈴木理策。
東京で約8年ぶりとなる大規模個展です。
鈴木の新作および未発表作を中心に、写真作品約100点と映像作品3点を展示。
鈴木自身による展示構成が一番の見どころかと思います。
「連続性」が意識された展示で、鈴木のまなざしや鈴木の意識した時間を追体験できます。
●「 hysteric eight ヒステリックグラマー」
出版社名:ヒステリックグラマー
発行年月:2003年2月
サイズ :42ページ 27×23cm
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ハードカバー
ヒステリック・グラマーから出版された限定写真集。
鈴木理策による、青い空と桜を撮影したカラーアートフォトが、
20点掲載されています。
限定500部発行ナンバー入り。
詳細を読む »
川崎市市民ミュージアム
会期:2015年7月18日-2015年9月23日
日本写真界の発展に大きな足跡を残した昭和の写真家・木村伊兵衛(1901-1974)。
木村の功績を記念して創設され、毎年進取の気鋭に富んだ若い写真家に贈られるのが
日本写真界の芥川賞とされる「木村伊兵衛写真賞」です。
本賞40年の歴史をうけて開催される本展は、第1回から第40回までの全受賞作品と、
木村伊兵衛による作品を展示。
ホンマタカシ、蜷川実花、HIROMIX、梅佳代など現在第一線で活躍する写真家たちの
作品もまとめて鑑賞できる贅沢な内容となっています。
現代写真の40年を振り返ることで、過去40年の社会状況・世界の縮図を
垣間見ることができるでしょう。
静岡市美術館
会期:2015年7月5日(日)-2015年9月6日(日))
青緑色を基調とする美しいやきもの“青磁”の、時代を超えた魅力を伝える展覧会です。
中国を起源に持ち、古来より理想の色を追求され続ける青磁。日本には12世紀頃より伝わり、
茶の湯の発達とともに受け継がれてきました。
3章で構成される本展覧会。第?章では日本に伝来した中国・南宋時代の名品を、
第?章では板谷波山や岡部嶺男など近代作家の作品を、
第?章では人間国宝の中島宏をはじめとする現代作家の最新作が展示されています。
●「トプカプ宮殿の中国陶磁 2冊組」
著者名 :金子重隆
出版社名:講談社
発行年月:1987年9月
サイズ :245ページ 37×26cm
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・「1/元・明」
以下目次より-----
総論
元・明初の陶磁
明時代中期の陶磁
明時代後期の陶磁
原色図版目録
原色図版解説
年表
・「2/青磁・清」
以下目次より-----
トプカプ・サライ博物館とその中国陶磁
陶磁器貿易のルート
青磁
青花と釉裏紅/17・18世紀
原色図版目録
原色図版解説
単色図版
この図録は、イスタンブールのトプカプ・サライ博物館に
伝世した、総数1万余点を数える中国陶磁の大コレクション
の全貌を、のこりなく紹介しようという考えのもとに再編
集されたものである。
トプカプ・サライ博物館の中国陶磁は、昔と同じくイスタン
ブールのオスマントルコ帝国の旧王宮に収蔵され、長い間、
そのコレクションの実際の内容について世に知られるところ
以上に、伝説的な声価を得ていた。現在では、そのコレクシ
ョンが10000点をはるかに超え、現存最大最古のものの一つ
であることが知られている。
本図録の内容は、トプカプ・サライ博物館当局の絶大な協力
を得て、レジナ・クラール女史が数年にわたって全作品を調
査し、記録し、撮影したものをもとにジョン・エアーズ史が
編集し、サザビー出版部から出版した「Chinese ceramics
in the Topkapi Saray Museum、Istanbul、A Comple
te Catalogue」と同一のものである。
(本文より)
ちひろ美術館・東京
会期:2015年5月27日-2015年8月2日
ユーモア溢れるナンセンスな作品で日本の絵本に新風を吹き込んだ長新太(1927-2005)の、
没後10年をうけて開かれる展覧会。
長が手掛けた絵本や児童書の原画のほか、漫画やイラストレーション、エッセイなど約150点の
作品が展示されています。
それらを「イマジネーション」「センスとナンセンス」という2つのキーワードで構成し、
長新太の発想の源や作品の背後にあるロジカルな思考を感じられるようなモチーフとなっています。
会期中は絵本の読み聞かせやトークイベントも開催されるようです。
●「おしゃべりな絵 長新太展」
開催 :2004年 宇都宮美術館
サイズ :133ページ 19×19cm
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ソフトカバー
数多くの代表作を含む長新太の作品約50タイトル
の中から精選した23タイトル、200点の原画を紹介するも
のです。(あいさつ文より)
●「Oscar Niemeyer Houses」
著者名 :谷川俊太郎/長新太
出版社名:理論社
発行年月:1965年7月 初版
サイズ :27×21cm
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ハードカバー
東京都現代美術館
会期:2015年7月18日〜2015年10月12日
ブラジルが生んだモダニズム建築の巨人オスカー・ニーマイヤー(1907-2012)の、
日本初の大回顧展。
世界遺産にもなった首都ブラジリアの建築群をはじめ、力強く有機的な曲線や
モダニズム幾何学を融合させ独創性に満ちた作品の数々。
本展は主要作品を中心に、図面、模型、写真、映像を紹介し、ニーマイヤーの全体像
に迫る内容となっています。
ニーマイヤーを敬愛するSANAA(妹島和世・西沢立衛)による会場デザインにも注目です。
●「Oscar Niemeyer Houses」
著者名 :Alan Hess,Alan Weintraub
出版社名:Rizzoli
発行年月:2006年
サイズ :240ページ 29×29×2.5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
ブラジルの建築家、オスカー・ニーマイヤーによる住宅建築集。
1940年から2005年までのプロジェクト22点が、外観&インテリア
のカラー&モノクロ・フォト多数で掲載されています。
三菱一号館美術館
会期:2015年6月27日(土)〜2015年9月6日(日)
型破りの画風から「画鬼」と賞され幕末明治に絶大な人気を博した浮世絵師・河鍋暁斎
(1831-1889)の、国内外の名品130点を紹介する展覧会です。
暁斎は歌川国芳、狩野派に学びつつ、他の流派の画風を貪欲にとりいれ、
驚くほどの筆力と写生力で多くの戯画や風刺画を残しました。
この展覧会では、暁斎に弟子入りし、師の作品を海外へ紹介した英国人建築家ジョサイア・コンドルの
業績も合わせて紹介されています。
●「暁斎妖怪百景」
著者名 :京極夏彦
出版社名:国書刊行会
発行年月:2004年7月
サイズ :147ページ 24×18cm
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ハードカバー
妖怪画をまとめた内容。オールカラーです。
原美術館
会期:2015年5月23日(土)〜2015年8月30日(日)
アメリカ抽象表現主義及び20世紀を代表するアーティストのひとり、サイ・トゥオンブリー
(1928-2011)の日本初となる個展。
トゥオンブリーは一貫して落書きのようにも見える即興性の高い作品を発表し続けました。
激しい色彩感覚のもと、クレヨン、チョーク、ペンキを用いて文字・数字・記号をランダムに
描ける技法を確立。
そこでは“描画された詩”と呼ばれる、スピード感溢れるイメージ空間が展開されています。
本展では彼の1953年から2002年までの紙の作品約70点が紹介されています。
●「Cy Twombly Bilder Paintings 1952-1976 Volume 1」
著者名 :Heiner Bastian
出版社名:Propylaen Verlag
発行年月:1978年
サイズ :30×27×2.5cm
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ハードカバー
テキスト:ドイツ語
アメリカ出身の現代抽象表現主義の画家、サイ・トゥオンブリーの画集。
1952年から1976年までのアブストラクト・ペインティングが、
98点カラー掲載されています。
ページ数の記載はありませんが約2.5cmの厚さがあります。