Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2017年7月15日ー2017年9月24日
幻想的な流れを受け継がれるベルギー美術。
中世から現代まで総勢30名のベルギーの作家によってその「奇想」といえる系譜を
振り返るユニークな展覧会です。
展示されている作家はボス派やブリューゲル 象徴派のクノップフ、アンソール
シュルレアリストのマグリット、デルヴォー、現代ではヤン・ファーブルなど……。
画集を中心に古書の世界でも人気のある独創的な画家の120点の作品が楽しめます。
●「Hieronymus Bosch」
著者名 :Charles de Tolnay
出版社名:Renyal and Company
発行年月:1966年
サイズ :451ページ 31×28×4.5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
ルネサンス期のネーデルラント(フランドル)の画家、
ヒエロニムス・ボスの大型判作品集です。
絵画や版画作品が48点カラー掲載と、モノクロ図版が364点
掲載されています。
450ページ以上、約4.5cmの厚さがある、重みのある本と
なっています。
大阪市立美術館
会期:2017年4月8日ー2017年6月4日
「木」に関心を寄せ、木彫仏の鑑賞を楽しむことがテーマの企画展です。
仏像の素材には、金属や石など多用にある中、なぜ木で作られたのか。
約60点の展示作品のもと、木彫仏の材料となる木に深く傾注し、ただ見るだけでは知り得ない
意図や妙味に気付くことができます。
また、優れた技法と歴史の上で、芸術作品としてもその姿に引きつけらます。
●「鉈彫・荒彫 謎の木彫仏 藤森武写真集」
著者名 :藤森武
出版社名:玉川大学出版部
発行年月:2001年7月 初版
サイズ :153ページ 31×23cm
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ハードカバー 函入り
荒彫/大蔵寺・薬師如来立像と堂内
温泉寺・十一面観音菩薩立像
金剛輪寺・聖観音菩薩立像 ほか
鉈彫/天台寺・聖観音菩薩立像
弘明寺・十一面観音菩薩立像
宝城坊・薬師三尊像 ほか
東京国立近代美術館
会期:2017年3月3日ー2017年5月7日
モダニズムの建築家、デザイナーとして知られているマルセル・ブロイヤー
の作品から、家具に焦点を置いた展覧会です。
4つの時代に分け、世界中から収集した家具およそ40点を紹介しています。
それぞれの時代に注目することで家具の進歩や制作者の狙いが読み取れ、背景まで深く
理解することができます。
モダニズムの魅力が存分に感じ取れる作品展になっています。
●「Marcel Breuer Neue Bauten und Projekte」
著者名 :Tician Papachristou
出版社名:Verlag Gerd Hatje
発行年月:1970年
サイズ :239ページ 27×26×2cm
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ハードカバー
テキスト:ドイツ語
1920年代から1970年の建築が、モノクロフォトや図面、
ドローイングなど、図版多数が掲載されています。
原美術館
会期:2017年1月21日ー2017年5月7日
アメリカを拠点に活動する女性画家エリザベス・ペイトンの、
日本の美術館では初めての展覧会です。
大胆で色彩やかな肖像画は身近な人物からミュージシャン、歴史上の人物、
政治家まで多くの人物を対象にしています。
近年の映画や舞台、音楽から受けた影響の元に描かれた作品は一層世界観を強め、
エリザベス・ペイトンの魅力を体感できます。
日本では広く知られていなかった25年の活動の歴史を、40点以上の作品で紹介。
●「 Elizabeth Peyton」
出版社名:Rizzoli
発行年月:2005年
サイズ :264ページ 31×26×3cm
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ハードカバー
テキスト:英語
ポートレートなどのペインティング&ドローイング作品が、
多数カラー掲載されています。
250ページ以上、約3cmの厚さがある、厚みのある本と
なっています。
寺田倉庫G1ビル
会期:2017年1月8日-4月9日
デヴィッド・ボウイの世界9都市を巡回している展覧会です。
アジアでは日本のみでの開催。
ポップミュージックの流れを変えたその奇想天外で華麗なパフォーマンスを衣装や
ミュージックビデオなどの映像で体験できます。
親日家でもあったボウイの日本との関わり方が三島由紀夫の肖像画や鋤田正義の写真などの作品で展観。
『戦場のメリークリスマス』で共演した北野武と坂本龍一のインタビュー映像もあります。
●「Moonage Daydream The Life & Times of Ziggy Stardust」
著者名 :David Bowie,Mick Rock
出版社名:Universe
発行年月:2002年
サイズ :320ページ 31×23×3cm
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ハードカバー
テキスト:英語
撮影は1960年代からグラムロックを中心に、アルバム・カバー
やポートレートを撮影する音楽写真家、ミック・ロック。
1970年代の若きデヴィッド・ボウイをとらえたカラー&モノクロ
フォトが、600点以上掲載されています。
FUJIFILM SQUARE
会期:2016年10月1日(土)-12月28日(水)
1970年代、大きな注目を浴びながら36歳で夭逝した牛腸茂雄の写真展です。
<日々><幼年の「時間(とき)」><SELF AND OTHERS>などモノクロ作品のシリーズから精選した約30点を展示。
もともとはデザイナーとして活躍した牛腸は写真家・大辻清司との出会いがきっかけでカメラに没頭するようになり、カメラ雑誌などに発表した作品が次第に評判を呼び、若い世代の写真家として注目されるようになりました。
何気ない日常で出会った子どもたち、家族、友人などの作品は静かで深い感動を与えてくれます。
再評価の新たな機運が高まる牛腸茂雄を知ることのできる格好の機会です。
東京都庭園美術館
会期:2016年9月22日(木)-12月25日(日)
フランスの現代美術家クリスチャン・ボルタンスキーの東京初となる個展。
ボルタンスキーは映像作品やパフォーマンス性の高い作品によって、歴史の中で濾過される記憶の蘇生、匿名の個人/集団の生と死を表現してきました。
本展では「声」による新作を含む日本未発表作品を中心に、インスタレーション6点を展示。
重ねられた歴史と往来した人々の記憶を宿す旧朝香宮邸の東京都庭園美術館ならではの空間と作品の対話が垣間見れます。
時間と空間と記憶が入り混じる、新しい感覚がこみあげてくる展覧会です。
●「Christian Boltanski」
著者名 :Lynn Gumpert
出版社名:Flammarion
発行年月:1994年
サイズ :192ページ 27×27×2cm
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「Salvador Dali The Catalogue Raisonne of Etchings and Mixed-Media
Prints, 1924-1980」
ハードカバー
テキスト:英語
彫刻や写真、古着、ろうそくの光など、多彩な素材と方法で
「生と死」の問題を語りかける、 フランスを代表する現代
アーティスト、クリスチャン・ポルタンスキーの作品集です。
立体/写真/光などによるインスタレーションが、モノクロ図版
約150点と、カラー図版約50点で掲載されています。
国立新美術館
会期:2016年9月14日(水)-12月12日(月)
シュルレアリスムを代表するスペインの画家、サルバドール・ダリの過去最大規模の回顧展です。
国内外の重要なダリ・コレクションから約200点の作品を展示。
油彩のほかドローイング、オブジェ、ジュエリー、書籍、映像など多岐に渡ります。
アメリカに進出し、大きな成功と人気を獲得したダリは、映画や演劇、ファッションなどの異分野へも積極的に参画します。
ウォルト・ディズニーやエルザ・スキャパレリとコラボレーションを行うなど、ジャーナリズムやメディアにも盛んに登場しました。
芸術と芸術家のあり方を変革したダリの多彩な世界を概観できる贅沢な展覧会です。
●「Salvador Dali カタログレゾネ」
出版社名:Prestel
発行年月:1994年
サイズ :262ページ 31×25×2.5cm
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「Salvador Dali The Catalogue Raisonne of Etchings and Mixed-Media
Prints, 1924-1980」
ハードカバー
テキスト:英語
シュルレアリスムの巨匠、サルヴァドール・ダリの、エッチング&
ミクストメディア・プリントのカタログレゾネです。
1924年から1980年までの作品図版が、1,052点掲載。
パナソニック 汐留ミュージアム
会期:2016年9月17日(土)-11月23日(水)
島根県立石見美術館収蔵のモード作品の数々を紹介する展覧会です。
世界的なデザイナー・森英恵を生んだ島根県石見地方に建つ同美術館は、国内屈指のモードコレクションを収蔵しています。
本展はポワレ、シャネル、ディオールなど、1900年から1960年代までのパリのオートクチュールを中心としたモードの歴史を概観。
またそれぞれの時代を代表するインテリア・スタイルも合わせて紹介しています。
人々のくらしに深く関わる衣服と生活空間の移ろいをじっくり堪能できる内容です。
●「洋書図録 Chanel シャネル展」
著者名 :Harold Koda,Andrew Bolton
出版社名:The Metropolitan Museum of Art
発行年月:2005年
サイズ :215ページ 31×25×2.5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
2005年にニューヨーク・メトロポリタン美術館で開催された
シャネル展の際に発行された図録です。
ドレスを中心にスーツ、ジュエリー、バッグなど、1920年代
以後のファッションを、多数カラー掲載しています。
約2.5cmの厚さがある、厚みのある本となっています。
東京国立近代美術館
会期:2016年8月30日(火)-11月13日(日)
ルフは1980年代に巨大なカラー作品のパイオニアとして注目されました。
それ以降、建築,都市風景,ヌード,天体などさまざまなテーマの作品を展開してきました。
また、インターネット上を流通するデジタル画像からコレクションしている古写真まで、あらゆる写真イメージを素材に用いています。
新たな写真表現の可能性が垣間見え、写真というメディアの本質にせまる内容となっています。
●「Thomas Ruff Jpegs」
著者名 :Bennett Simpson
出版社名:Aperture
発行年月:2009年 初版
サイズ :132ページ 39×29×2cm
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ハードカバー
テキスト:英語
ベッヒャー派を代表する現代ドイツの写真家のひとり、トーマス・ルフ
の大型判写真集。
JPEG画像を拡大する事によって現れたドットで構成されたデジタル
カラーフォトが、多数掲載されています。