森美術館
会期:2018年4月25日-
藤森照信が監修する日本建築の歴史を紐解く展覧会。
古代から現代まで日本古来の底流に潜むDNAレベルで考察されています。
木造文化が西洋文化と絡み合いどのように進化したのか。
日本人の日々の暮らし、世界観、自然観からも照らし合わせて考察された内容となっています。
世界を股に掛け活躍する丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世などの日本人建築家。彼らが世界に認められる独創的な発想や考え方も合わせて紹介しています。
●「特集 日本の建築空間 新建築 2005年11月臨時増刊」
監修 :青木淳、後藤治、田中禎彦、西和夫、大西大良
出版社名:新建築社
発行年月:2005年11月
サイズ :404ページ 29×22×2.5cm
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ソフトカバー
特集/日本の建築空間
法隆寺西院伽藍
新薬師寺本堂
浄土寺浄土堂
東大寺南大門
東大寺大仏殿
住友ビルディング
旧吉田五十八邸
神奈川県立近代美術館
金沢21世紀美術館 ほか
西和夫/青木淳/後藤治/田中禎彦/西沢大良
21_21 DESIGN SIGHT
会期:2018年2月23日(金)-6月10日(日)
アメリカ出身でフランスを中心に写真家、映画監督として世界で活躍したウィリアム・クライン。
彼が捉えた20世紀の都市の展望と、21世紀の都市を展望するアジアの若手写真家を紹介、対比していく
写真展です。
展覧会の演出は美術評論家、写真評論家である伊藤俊治氏が担当しています。
石川直樹/森永泰弘/勝又公仁彦/沈 昭良/須藤絢乃/TAKCOM/多和田有希/西野壮平/朴ミナ/藤原聡志/
水島貴大/安田佐智種氏と、たくさんの若手写真家の方々も参加。
●「William Klein films」
著者名 :Claire Clouzot
出版社名:Editions Marval
発行年月:1998年 初版
サイズ :120ページ 34×23cm
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ソフトカバー
テキスト:フランス語
トップ・ファッション・フォトグラファー、ウィリアム・クラインの
フィルム/映画作品を紹介するヴィジュアルブックです。
撮影風景やスチールフォト、グラフィックなどが、多数掲載
されています。
Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2018年3月20日(火)-4月18日(水)
昭和初期から活躍した洋画家猪熊弦一郎氏の捉えた「猫」の作品を中心にした展覧会です。
たくさんの猫を暮らした生活のなかで彼の捉えた油彩、水彩、スケッチなど、多くの作風や
表現方法など100点を超える作品を様々な角度から楽しむことができます。
●「ねこ・猫・ネコ リニューアル記念特別展」
開催 :2014年 渋谷区立松濤美術館
サイズ :183ページ 30×21cm
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ソフトカバー
近世以後の猫が描かれた作品を中心に、中国・朝鮮の作品
を含む87点の絵画・彫刻を、カラー掲載しています。
黒田清輝/夏目漱石/堂本印象/猪熊弦一郎/与謝蕪村/
藤田嗣治/司馬江漢/椿椿山/富岡鉄斎/斉白石ほか。堂笑意軒
三重県立美術館
会期:2018年1月4日(木)-3月4日(日)
米国に生まれ、シカゴで写真を学びインターナショナルな視点を持った石元泰博は「桂離宮」シリーズを始め、日本建築の美しさとモダニズムの結びつきを写真という形で見いだしました。
代表作「桂」を中心に石元泰博の作品50点に加え、イサム・ノグチ、丹下健三、三岸好太郎、ル・コルビジェなど、日本の芸術の美を軸に、アーティストや建築家に関連する資料約160点も展示されています。
●「桂 日本建築における伝統と創造」
著者名 :ワルター・グロピウス/丹下健三/石元泰博
出版社名:造型社
発行年月:1960年 初版
サイズ :228ページ 33×28cm
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ハードカバー
函入り
写真/石元泰博
レイアウト・装幀/ハーバート・バイヤー
巻末に英訳有り
この桂の本は、この離宮のいわゆる記録ではないし、まして
歴史家的な研究所でもその年代史的な記述でもない。またこ
の本の写真が示している桂は、現実に存在している桂そのも
のではないだろう。むしろこの本は一人の建築家と一人の写
真家の心象のなかに生きている桂の記憶である。
この桂には、日本の建築の一つの伝統の系譜がその基調をな
している。それはここにふれたように、王朝的文化の伝統で
あるといってよい。それはいわゆる日本的と呼ばれている
ところのものであって、私は広い意味で弥生的なもの、静的
な、平面的な形態均衝をもってあらわれる美的な形式性を
もっていて、そこに主観的情緒的なものが覆いかぶさった
ような性格をもっている、であると思う。
(本文)
以下目次より-----
日本における建築
日本建築における伝統と創造
図版
書院周辺
書院内部
月波楼
松琴亭へのアプローチ
賞花亭 園林堂
笑意軒
東京都写真美術館
会期:2017年12月2日(土)-2018年1月28日(日)
フランスの写真家ウジェーヌ・アジェ、「古きパリ」などをはじめ近代写真の世界に大きな影響を与えましたが、
晩年に注目されはじめたこともあり、その写真家としての人生はいまだベールで隠れている部分があります。
東京都写真美術館所蔵が収集した150点以上の資料によって、アジェの表現についての精神や考察、そしてそれに影響を受けた多くの写真家たちの作品も同時に展示し、検証していこうとする展覧会となっています。
●「Atget Paris in Detail」
著者名 :Josiane Sartre,Eugene Atget
出版社名:Flammarion
発行年月:2002年 初版
サイズ :232ページ 29×29×2.5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
パリの建築や公園のディティール、建築装飾のモノクロフォトが、
約300点掲載されています。
詳細を読む »
東京都写真美術館
会期:2017年11月25日(土)-2018年1月28日(日)
“フォト・エッセイ”というかたちで数々の作品を世に出し、ジャーナリズムの世界に大きな影響を与え続けた
アメリカの写真家、W.ユージン・スミスの作品展です。
生誕100年を記念して、W.ユージン・スミスの貴重な資料を所蔵しているアリゾナ大学クリエイティヴ写真センター
協力のもと、約150点の作品を展示され、彼が発信し続けた芸術性とジャーナリズムの原点とも言うべき作品が
紹介されています。
●「Dream Street W. Eugene Smith's Pittsburgh Project」
著者名 :Sam Stephenson
出版社名:W W Norton & Co
発行年月:2001年
サイズ :176ページ 28×24cm
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ソフトカバー
テキスト:英語
2001年から2003年にピッツバーグ・カーネギー博物館
などで開催された展覧会の際に発行された写真集です。
1955年から約1年がかりで撮影されたモノクロフォト。
国立新美術館
会期:2017年9月27日(水)-12月18日(月)
独学で建築を学び、数十年に渡って世界の第一線で活躍する安藤忠雄。
その異才を放つ活動を振り返り、そして今後どのように向かっていくのか、
ファンのみならず建築の世界に初めて触れる方にも伝わる大規模な展覧会です。
「原点・住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」
「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」の6つのキーワードを元に、
過去、現在そして未来を紹介します。
資料は安藤忠雄本人が手がけた空間デザインの中に展示され、
その世界観を深く感じ取れる体験となります。
●「Tadao Ando Complete Works」
著者名 :Philip Jodidio
出版社名:Taschen
発行年月:2004年
サイズ :528ページ 46×35×5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
日本を代表する現代建築家、安藤忠雄の大型判建築作品集。
住吉の長屋/大淀のアトリエ2/司馬遼太郎記念館/
フォートワース現代美術館など、プロジェクト36点が、内外
ディティールのカラー&モノクロ・フォトや図面、ドローイング
で掲載されています。
持ち手付の段ボール製函入り。
本体サイズ約40×32×4.5cmの大型本です。
広島市現代美術館
会期:2017年9月29日(金)-12月3日(日)
藤森照信は近代建築史の研究者として長く活動し、のちに建築家としてデビュー、以後現在まで
建築の第一人者として数々の作品を創り続けています。
この展観会では「自然を生かした建築と路上観察」をテーマに、藤森照信が手がけてきた“自然と融合させた建築”
の建築スケッチや模型、写真などの資料をはじめ、建築の素材見本、家具までもが展示されています。
●「丹下健三」
出版社名:新建築社
発行年月:2002年11月 初版
サイズ :518ページ 36×35cm
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函入り、ハードカバー
評伝と建築全作品
以下目次より-----
生い立ち
学生時代
修業時代
前川事務所にて
戦時下のデビュー
広島ピースセンター
東京オリンピックプール
東京計画1960
都市と海外への転身
新都庁舎コンペ ほか
金沢21世紀美術館
会期:2017年6月16日-2017年11月5日
「日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展 日々の生活 気づきのしるし
Everyday Life Signs of Awareness」
世界有数のデザイン大国であるデンマークと、独自の文化や思想、技術力でデザインを
生み出す日本。
そんな両国のデザイナー、建築家、芸術家が「日々の生活 気づきのしるし」を
テーマに日常を豊かにするデザインを引き合わせ、現代の暮らしにみるデザインに
ついて考える展覧会です。
海外の作家はカイ・ボイイスン オラファー・エリアソン ベン アンド セバスチャンほか
国内では原研哉 三分一博志 トラフ建築設計事務所 ナガオカケンメイ+D&DEPARTMENT
など著名なデザイナー、建築家、アーティストの作品が紹介されています。
●「ハンス・J・ウェグナー オン・デザイン」
著者名 :Hans J. Wegner,Jens Bernsen
出版社名:リビング・デザインセンター
発行年月:1995年2月 初版
サイズ :120ページ 24×25×1.4cm
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ハードカバー
デンマークを代表するデザイナーのひとり、ハンス・J・ウェグナー
のデザイン集です。
木製などの椅子を中心に、住宅ほかデザインが、図面やカラー
&モノクロ写真で多数掲載されています。
たばこと塩の博物館
会期:2017年9月9日-2017年10月22日
長い間業界の第一線で活躍し、日本の代表的なイラストレーターである和田誠さんの
歴史をたどる展覧会です。
5つの構成に分けられ、幼少期から、現在までの足跡、
和田さんのの作品と関わりのあるアーティスト(宇野亞喜良 山下勇三 横尾忠則
湯村輝彦 安西水丸 南伸坊 矢吹申彦)などの作品も紹介しています。
めったに公開することのない制作風景の上映など多くの貴重な資料なども展示。
展示関連イベントも多数開催されるようです。
●「和田誠 ポスターランド」
出版社名:講談社
発行年月:1976年5月
サイズ :37*26cm
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ハードカバー
和田誠のポスター集
和田誠の世界がここに。
名作「日活名画座」ポスター34点をはじめ処女作から最新作
まで137点のポスターを収録。
似顔絵を楽しむ人、映画のポスターが好きな人、ポスターを
作りたい人、ポスターを作る人、そして和田誠ファンはまず
ご一見を。(目次から)