TOC五反田メッセ
会期:2019年3月15日-5月6日
世界を巡回しているストーンズ自身がプロデュースした企画展。
開催前より話題の協同生活していた部屋(完全再現)やレコーディングの風景、ヴィンテージ楽器やステージ衣装、また細かいところでは、ギターのロンウッドが描いたイラスト入りの「セットリスト」なども展示されています。
ジャケットのアートワークやメンバーとの接点など、ストーンズと関わった芸術家として、アンディ・ウォーホルやデヴィッド・ベイリーは有名ですが、1972年のアルバム「メイン・ストリートのならず者」のアートワークがロバート・フランク(ジャケットデザインを考案中のミックとチャーリー・ワッツが街の古書店でロバート・フランクのAMERICANを観て決めたいきさつ...)だったことやあのシンボル「ベロマーク」が生み出された過程など、初めて知ることも多くありました。
時代背景ととも追体験ができるような構成にもなっていますので、元ファンやストーンズをしばらくご無沙汰しているような方でも充分に楽しめる内容です。
因みに、図録は分厚いですが5000円と少し高めです。
※追記 6月5日まで開催期間が延長されたようです。
●「The Velvet Underground New York Art」
著者名 :Johan Kugelberg,Lou Reed,Vaclav Havel
出版社名:Rizzoli
発行年月:2009年
サイズ :317ページ 32×24×3.2cm
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ハードカバー
テキスト:英語
1960年代後半のアメリカのロックバンド、ヴェルヴェッド・
アンダーグラウンドのアートワークをヴィジュアル多数で紹介する内容。
ニコ、ルー・リードなどメンバーやステージの写真はじめ、
ポスターやアルバム・カバーなど。
岐阜県現代陶芸美術館
会期:2018年11月17日(土)-2019年2月24日(日)
フィンランド陶芸を歴史的視点から体系的にまとめられた日本では初めての内容。
1900年のパリ万国博覧会での世界的な評価からはじまり、カイ・フランクなどの現代プロダクトデザインまで北欧らしいナチュラル、スタイリッシュ、独特な作品が楽しめます。
特にアラビア社の製陶所美術部門の活動などを詳しく紹介されていて、
アラビア社に従事した作家の作品をその時代背景にも照らし合わせながら丁寧に解説されています。
「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」も同時開催されています。
●「Pieni Piparkakkukirja」
著者名 :Inga Aaltonen,Kristiina Aaltonen
出版社名:Kustannusosakeyhtio Otava
発行年月:2006年
サイズ :112ページ 23×18cm
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ハードカバー
テキスト:フィンランド語
フィンランドのジンジャー・ブレッド・クッキー・レシピ集です。
ハウスやクリスマスツリー、ムーミンなどのクッキーが、
多数カラー掲載されています。
水戸芸術館
会期:2018年7月28日(土)?2018年10月8日(月)
彫刻家であり、さらに建築や自然などとの呼応から空間作品を創り出す内藤礼の
過去最大規模の個展です。
今回の展覧会においては自然光のみでの展示され、絵画や彫刻の新作を中心に、
それらがひとつの空間作品としても楽しめる構成になっています。
●「地上にひとつの場所を」
著者名 :内藤礼
出版社名:筑摩書房
発行年月:2002年10月 初版
サイズ :192ページ 28×23cm
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ハードカバー
初期作品「遠さの下、光の根はたいら」から、直島で
のパーマネント・コレクション「このことを」まで、
作家の軌跡とその全貌をダイナミックかつ繊細に表現
する初の本格的作品集。 英文併記。
東京オペラシティアートギャラリー
会期:2018年7月14日-9月24日
彫刻家、画家、デザイナー、造園家など幅広い活躍をした20世紀の芸術家イサム・ノグチの
多彩な作品を紹介する展覧会です。
“身体との会話” “日本との再会” “空間の彫刻 庭へ” “自然との交感 石の彫刻”と、4つの
テーマに分け、約80点の資料からその幅広い活動を紹介しています。
●「イサム ノグチ ある彫刻家の世界 ISAMU NOGUCHI」
出版社名:美術出版社
発行年月:1969年1月 初版
サイズ :269ページ 27×25×4.5cm
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ハードカバー
1968年に発行された自伝の邦訳版です。
幼少のころの日本での生活からアメリカでの様々な作品制作
に至るまでを、多数の作品図版とともに回顧しています。
序文はバックミンスター・フラー。
以下本書の目次より・・・・
ある彫刻家の世界
劇場
生活のなかへ
発明・建築・庭園・遊園地
図版リスト・索引
大阪市立美術館
会期:2017年4月8日ー2017年6月4日
「木」に関心を寄せ、木彫仏の鑑賞を楽しむことがテーマの企画展です。
仏像の素材には、金属や石など多用にある中、なぜ木で作られたのか。
約60点の展示作品のもと、木彫仏の材料となる木に深く傾注し、ただ見るだけでは知り得ない
意図や妙味に気付くことができます。
また、優れた技法と歴史の上で、芸術作品としてもその姿に引きつけらます。
●「鉈彫・荒彫 謎の木彫仏 藤森武写真集」
著者名 :藤森武
出版社名:玉川大学出版部
発行年月:2001年7月 初版
サイズ :153ページ 31×23cm
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ハードカバー 函入り
荒彫/大蔵寺・薬師如来立像と堂内
温泉寺・十一面観音菩薩立像
金剛輪寺・聖観音菩薩立像 ほか
鉈彫/天台寺・聖観音菩薩立像
弘明寺・十一面観音菩薩立像
宝城坊・薬師三尊像 ほか
寺田倉庫G1ビル
会期:2017年1月8日-4月9日
デヴィッド・ボウイの世界9都市を巡回している展覧会です。
アジアでは日本のみでの開催。
ポップミュージックの流れを変えたその奇想天外で華麗なパフォーマンスを衣装や
ミュージックビデオなどの映像で体験できます。
親日家でもあったボウイの日本との関わり方が三島由紀夫の肖像画や鋤田正義の写真などの作品で展観。
『戦場のメリークリスマス』で共演した北野武と坂本龍一のインタビュー映像もあります。
●「Moonage Daydream The Life & Times of Ziggy Stardust」
著者名 :David Bowie,Mick Rock
出版社名:Universe
発行年月:2002年
サイズ :320ページ 31×23×3cm
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ハードカバー
テキスト:英語
撮影は1960年代からグラムロックを中心に、アルバム・カバー
やポートレートを撮影する音楽写真家、ミック・ロック。
1970年代の若きデヴィッド・ボウイをとらえたカラー&モノクロ
フォトが、600点以上掲載されています。
パナソニック 汐留ミュージアム
会期:2016年9月17日(土)-11月23日(水)
島根県立石見美術館収蔵のモード作品の数々を紹介する展覧会です。
世界的なデザイナー・森英恵を生んだ島根県石見地方に建つ同美術館は、国内屈指のモードコレクションを収蔵しています。
本展はポワレ、シャネル、ディオールなど、1900年から1960年代までのパリのオートクチュールを中心としたモードの歴史を概観。
またそれぞれの時代を代表するインテリア・スタイルも合わせて紹介しています。
人々のくらしに深く関わる衣服と生活空間の移ろいをじっくり堪能できる内容です。
●「洋書図録 Chanel シャネル展」
著者名 :Harold Koda,Andrew Bolton
出版社名:The Metropolitan Museum of Art
発行年月:2005年
サイズ :215ページ 31×25×2.5cm
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ハードカバー
テキスト:英語
2005年にニューヨーク・メトロポリタン美術館で開催された
シャネル展の際に発行された図録です。
ドレスを中心にスーツ、ジュエリー、バッグなど、1920年代
以後のファッションを、多数カラー掲載しています。
約2.5cmの厚さがある、厚みのある本となっています。
島根県立石見美術館
会期:2016年4月23日(土)〜7月11日(月)
アフィンランドを代表し、世界中で人気を集めるデザインラボ、マリメッコの展覧会です。
国内では初の大規模展覧会。
ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点などを通じマリメッコの60年にわたる歴史をたどることで、個性あふれるデザイナーの仕事がたっぷりと観覧できます。
フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザインを生み出したマリメッコの全体像に迫っています。
●「Phenomenon Marimekko」
著者名 :Pekko Suhonen
出版社名:Weilin+Goos
発行年月:1986年
サイズ :144ページ 25×25cm
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ハードカバー
テキスト:英語
フィンランドのファッション&インテリア・ブランド、マリメッコ
のデザインを紹介する1冊です。
1960年代からのファッション/インテリア雑貨/広告などが、カラー
&モノクロで多数掲載されています。
日本民藝館
会期:2016年1月9日(土)-3月21日(月・祝)
日本民藝館が所蔵する仏教と縁の深い所蔵品を紹介する展覧会です。
1948年、日本民藝館の創設者である柳宗悦は読み解いていた経典「大無量寿経」第四願から啓示を受け、「美の法門」を執筆します。柳はこのとき、名も無き工人が生む器がなぜ無上の美と結ばれているのか、という自身の命題に答えを見つけました。
柳にとって仏教(宗教)は美の探求と固く結びつくものだったようです。
本展では仏教関係の絵画・仏具・和讃、また宗悦の書や著作を通じ、柳がたどり着いた美思想を伺い知ることができます。
●「柳宗悦の民藝と巨匠たち展 柳宗悦の心と」
出版社名:求龍堂
発行年月:1998年12月
サイズ :157ページ 29×22cm
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ソフトカバー
柳宗悦の民藝と巨匠たち展 柳宗悦の心と 富本・リーチ・浜田・河井・芹沢・棟方・黒田
本展では、柳宗悦の蒐集した李朝工芸と名も無き工人
達の美である「民藝」、そして民藝運動にかかわった
巨匠たちの作品を紹介いたします。(あいさつ文)
京都国立近代美術館
会期:2016年2月2日(火)- 3月21日(月・祝)
人間国宝の染織家、志村ふくみ(1924?)の60年におよぶ創作の歩みとその魅力を紹介する展覧会。
代表作を中心に、初期の作品から最新作までが展示されています。
志村は庶民の普段着であった紬織りの着物を芸術作品の域にまで昇華した功績を評価され1990年に
紬織の人間国宝を、また2015年には文化勲章を受章しました。
本展でも草木からの自然染料で染められた糸によって織りあげられた作品の数々に魅了されます。
豊かな色彩のハーモニーが感じられます。
●「織と文 志村ふくみ」
出版社名:求龍堂
発行年月:1998年12月
サイズ :157ページ 29×22cm
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ソフトカバー
染織家志村ふくみの作品と文章が著者の装丁で本になった。
惜しげもなく展開して息をのませる見事な作品の写真と、
深い自然観照と一途な色への探究の姿勢に貫かれた文章。清冽で豊かな泉の如き一冊。
(本文)