松本竣介手帖 1912-1948 限定愛蔵版 6冊組
著者名 :松本竣介
出版社名:綜合工房
発行年月:1985年2月 初版
サイズ :16×12cm
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・「TATEMONO/建物」
・「ONNA/女」
・「TEASI/手足」
・「KOZU/構図」
・「ZATU/雑・志賀高原」
・「別冊/エッセイ・評論」
著者名 :中野孝次/朝日晃
以下目次より-----
人間愛の画家
松本竣介における線の内質
年譜・遺作集一覧
以下は帯の説明文-----
松本竣介の絵やデッサンを見ているとヒューマニズ
ムの画家ということばが頭に浮かぶ。人間というこ
の得体の知れぬいきものの中になんとかして善いも
の美しいものを見つけだして、それを肯定したいと
いう強い意志を感じる。一貫してそういう意志を
感じさせる画家はめったにいるものではない。そし
て僕が松本竣介に惹かれるのはそういう向日性の
雰囲気のためだ。彼はつねに人間を愛そうとした
画家であった。
以下帯の説明文より-----
この小さな手帖は、戦中戦後にわたって気軽に持ち
歩かれ、決して気張った表情などは持っていない。
自由に竣介の発想の転回と拡大の場として利用され、
持ち帰ってから発言を要約し、逆に強化する意識し
た線の研究を続けていったのであろうか。
竣介は戦争と空襲を生きのび、敗戦後のずたずたに
裂かれた日本を見た。もし彼が戦後をも生きのびた
ら彼の世界はどう変貌し、どういう世界をつくり
げたか。そう創造させずにおかぬものがこの画家に
はあるのだ。
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・靉光・松本竣介そして戦後美術の出発
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