ミロコマチコ展 うみまとう クリエイションギャラリーG8
■ ミロコマチコ展 うみまとう
クリエイションギャラリーG8
会期: 2022年4月5日-2022年5月23日
画家・絵本作家として新たな表現に挑戦し続けるミロコマチコの展覧会が銀座“クリエイションギャラリーG8”で開催されます。
1981年大阪府出身のミロコマチコは2012年に「オオカミがとぶひ」でデビュー、同作で日本絵本大賞を受賞、以降も現在までに数々の賞の受賞し、個展を成功させています。エネルギッシュな筆致と色彩で描かれた動植物の作品は話題を呼び、絵本に留まらず挿絵や広告、インスタレーション作品など活動は多岐に展開されていきました。2019年に奄美大島に拠点を移したことで、さらに作風に変化が起きたとミロコ本人は語ります。キャンバスの中に奄美大島に伝わる伝統的な染色と取り入れ、島の自然そのものを作品の一部とします。
また、描き上げた作品だけではなく、1番自身にエネルギーが溢れている制作過程に注目し、制作中に身につけていた衣類、その空間にあった布や紙、ビニールなどもキャンバスに貼ることで作品を完成させていきます。
今回の展覧会のタイトルにもなっている「うみまとう」とは「生み出す」こと、ミロコマチコが描き続ける生きものの根源となる「海」、まとわりつき、絡まる「纏う」を組み合わせた造語です。「うみまとう」では、新作の絵画作品に加え、作品が生み出されるまでの過程をインスタレーションとした展示、島での制作風景を映した映像なども公開し、奄美大島に移住したことによって広がったミロコマチコの新たな世界を紹介しています。
今回記事として取り上げましたミロコマチコに関わる作品集、展覧会図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。また、国内外の絵本作家のデザイン本やイラスト集の買取も積極的にしていますので、絵本作家のデザイン集、イラスト作品集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。
ミロコマチコに関連する図録や書籍
●「いきものたちはわたしのかがみ ミロコマチコ」
開催 :2020年-2021年 宇都宮美術館ほか
サイズ :267ページ 27×20cm
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本展は、「ミロコマチコとは何者なのか」をテーマに、近作・新作を中心とした絵画や絵本原画、書籍の装画や企業とのコラボレーションを展示すると同時に、奄美大島での暮らしや制作風景も紹介しながら、ミロコマチコの底知れぬ魅力に迫ろうとするものです。(あいさつ文)
ミロコマチコに関連する図録や書籍
●「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」
出版社名:毎日新聞社
発行年月:2016年12月 初版
サイズ :151ページ 25×21cm
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ソフトカバー
図録
大地をふみならす
そらを吹く
ひびく夜
芽生えのうた
庭のこえ
ミロコマチコのネコ散歩 ほか
ミロコマチコに関連する図録や書籍
●「けだらけ ミロコマチコ画集 初回限定カバー」
出版社名:筑摩書房
発行年月:2014年10月 初版
サイズ :26×18×1cm
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ソフトカバー
毛だらけ?ケダラケ?
“いきもの”たちをギュッと1冊にまとめました。
ミロコマチコはじめての画集。
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ミロコマチコに関連する図録や書籍
●「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 広がる絵本世界 2004」
開催 :うらわ美術館
サイズ :30×18cm
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本展では、受賞作家の作品、日本人出品作家の作品のほか「絵本原画の素材と技法」と題して面白い素材を用いた原画や紙に描かれた原画以外の「原画」を紹介します。