南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展
■ 南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会期：2021年4月10日-6月6日
銅版画家・浜口陽三の妻であり、自身も銅版画家としてフランス・日本をはじめ世界中で評価を集めた南桂子の作品を多数紹介する展覧会です。
1911年生まれ、富山県出身の南桂子は早くに両親を亡くす境遇ながら、女学生の頃には既に絵画や詩など創作活動に興味を示していました。30代になると童話や洋画を芸術家に師事して学び、展覧会への絵画の出品などを行います。後に夫となる浜口陽三との出会いものこの頃で、1954年には共にパリに渡り本格的に銅版画を手掛けるようになります。
少女や植物など童話のような世界観や色彩を繊細に表した作品は銅版画の新たな表現として注目され、やわらかな作風はユニセフのカードや教科書の表紙などに採用されました。｢南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展｣では、今なお世界中に愛好者の居る南桂子の、銅版画を中心とした作品を初期から晩年まで約50点のほか夫・浜口陽三の作品10点を前期と後期分け展示します。また、南桂子が収集したアクセサリーコレクションも同時に紹介し、作品にも共通するような世界観を楽しむことができます。
今回記事として取り上げました南桂子の画集や展覧会の図録、パンフレット関連は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に大判の画集は買取も積極的にしていますので、画集や美術書を処分・お売りされる際にはご相談ください。
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「生誕100年 南桂子展」
開催 ：2011年 武蔵野市立吉祥寺美術館
サイズ ：305ページ 27×22cm
-
ソフトカバー
初期から時代を追って銅版画の変遷をみつめると同時に、銅版画を始める前に描いた油彩画や、銅版画に付随する素描類、スケッチをはじめ、独立した作品として制作されたモノタイプの紙版画などをあわせて展示いたします。
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「Arkitip Issue 0039
開催 ：2011年 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
サイズ ：48ページ 30×19cm
-
「南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥に聞いたこと 谷川俊太郎、蜂飼耳、文月悠光、三詩人の詩とともに」
ソフトカバー
詩編
谷川俊太郎/蜂飼耳/文月悠光
資料編
油彩画
初期の銅版画
世界に愛されて
1956年のスケッチブックより
幻の画集より ほか
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「南桂子の世界 空・鳥・水」
出版社名：美術出版社
発行年月：1973年7月 初版
サイズ ：116ページ 27×27×3cm
-
ハードカバー
銅版画
ペン画
グワッシュ画
油彩画
銅版画作品カタログ
寄稿/谷川俊太郎/曽根元吉/宮脇愛子
-
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「浜口陽三 南桂子展 詩との出会い」
開催 ：2003年 練馬区立美術館
サイズ ：175ページ 28×22cm
-
ソフトカバー
両氏の各時代の作品約240点を出品するとともに、お二人の作品との出会いによって生まれた、大岡信、谷川俊太郎両氏の新作を含む数篇の詩を紹介し、美術作品と詩の親和的な世界をご案内いたします。（あいさつ文）
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「ボヌール 南桂子作品集」
出版社名：リトルモア
発行年月：2006年6月初版
サイズ ：128ページ 26×17cm
-
ソフトカバー
少女、小鳥、樹、花、お城。
パリを拠点に、世界を魅了した銅版画家・南桂子。
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「南桂子 ポストカードブック PRINTART COLLECTION」
出版社名：玲風書房
発行年月：2011年4月 初版
サイズ ：15×10cm
-
ポストカード22葉
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「浜口陽三全版画 YOZO HAMAGUCHI」
出版社名：Ｍギャラリー
発行年月：1985年4月
サイズ ：35×29×2.5cm
-
銅版画の巨匠、浜口陽三の全版画集。
メゾチントによるカラー＆モノクロームの版画作品が、165点掲載。
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「パリと私 浜口陽三著述集」
著者名 ：浜口陽三/三木哲夫編
出版社名：玲風書房
発行年月：2002年10月 初版
サイズ ：223ページ 20×15cm
-
第1章 パリと私
第2章 つれづれに
第3章 版画と技法
第4章 自作を語る
第5章 展覧会評など
南桂子に関連した画集や図録、関連書籍
●「浜口陽三 自選作品集」
出版社名：小学館
発行年月：1991年12月
サイズ ：65×47×6cm
-
二重箱入り。
図版全35葉入り。
解説冊子付き。
限定750部の内、第605番。
