東松照明 ―長崎―展 広島市現代美術館 7月18日まで
■ 東松照明 ―長崎―展
広島市現代美術館
会期:2016年5月28日(土)-7月18日(月)
戦後日本写真界の巨匠、東松照明の没後初めての大規模個展。
東松が最も長期にわたり撮り続けた土地、長崎でのシリーズが約350点という規模で展示されています。
東松は1961年に初めて長崎で撮影を行い、『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。原爆の残した爪痕の深さに衝撃をうけ、その後何度も長崎に足を運び、1966年には『〈11時02分〉NAGASAKI』を刊行。1998年には長崎へ移り住み、多様な歴史と文化が入り交じる表情豊かな町並み、自然、人々や動物のユーモラスな仕草、長崎を象徴する祭事などを撮り続けました。
東松が長崎に寄せた情熱がひしひしと伝わる内容。
生前の東松の方法にならった、撮影年や場所、テーマにとらわれない構成も体感できます。
東松照明関連の作品集や図録、関連書籍
●「太陽の鉛筆 沖縄海と空と島 カメラ毎日別冊」
出版社名:毎日新聞社
発行年月:1975年9月
サイズ :229ページ 25×24cm
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ソフトカバー
東松照明関連の作品集や図録、関連書籍
●「Shomei Tomatsu Skin of the Nation 東松照明写真展」
著者名 :Sandra S. Phillips,Leo Rubinfien,Daido Moriyama
出版社名:Yale University Press
発行年月:2004年 初版
サイズ :224ページ 27×24cm
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ハードカバー
テキスト:英語
戦後を代表する日本の写真家、東松照明の2004年から2006年に
かけてサンフランシスコ現代美術館などで開催された展覧会の際に
発行された写真集です。
1950年代から1990年代までの、日本社会をとらえたモノクロ&
カラーフォトが、112点掲載されています。
森山大道が寄稿。
東松照明 関連の作品集や図録、関連書籍
●「長崎/11:02/1945年8月9日/東松照明写真集」
出版社名:新潮社
発行年月:1995年6月 初版
サイズ :160ページ 20×15cm
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ソフトカバー
東松照明 関連の作品集や図録、関連書籍
●「日本 東松照明写真集」
出版社名:学研
発行年月:1967年9月 初版
サイズ :23×20×2.5cm
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ハードカバー
1955年から1967年までの12年間にカメラを通して記憶された、
日本の敗戦の刻印や災害、産業、米軍基地、人々の姿などをとらえた
既発表と新たに撮影されたモノクロフォトが、140点以上掲載されて
います。
山本太郎/岡田隆彦/福島辰夫/伊東光晴/多木浩二/石堂淑朗/磯崎新
による寄稿を掲載。。
東松照明 関連の作品集や図録、関連書籍
●「東松照明と沖縄 太陽へのラブレター」
開催 :2011年 沖縄県立博物館
サイズ :215ページ 35×26cm
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ソフトカバー
本展では、沖縄に関する重要な写真シリーズから、2011年
に撮影された最新作まで240点を一堂に展示し、その写真
思想に迫るものです。(あいさつ文)