生誕百年記念 井上有一 金沢21世紀美術館 3月21日まで
■ 生誕百年記念 井上有一
金沢21世紀美術館
会期:2016年1月2日(土)- 3月21日(月)
戦後日本現代美術を代表する書家、井上有一(1916?1985年)の大回顧展です。
有一は、従来の書の概念に捉われることなく、筆の赴くまま、荒々しく、ただひたすらに書き続け、
生涯を通じて三千点以上の膨大な作品を残しました。
世界的にも高い評価を得ています。
本展は初期から晩年までの200点が展示されています。
抽象表現主義にインスピレーションを得た書、ボンドや凍らせた墨など素材と描法に工夫を凝らしたシリーズ、戦争の悲惨さを自らの体験から作品化した《東京大空襲》などの多文字書など多彩な表現の数々。
自由な書の世界を充分に堪能できます。
井上有一関連の作品集や図録、関連書籍
●「貧 井上有一」
出版社名:岩崎芸術社
発行年月:1998年9月
サイズ :26×19cm
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ソフトカバー
経済成長の中でひたすら「貧」を書いた書家・井上有一
の作品66点を収録。
井上有一関連の作品集や図録、関連書籍
●「大きな井上有一展 YU-ICHI works 1955-85」
開催 :1991年 埼玉県立近代美術館
サイズ :24×25cm
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前衛的な書作品で書道界に大きな影響を与えた
井上有一の作品107点掲載。
ページ数の記載はありませんが約1.2cmの厚さがあります。