没後20年 ルーシー・リー展 郡山市立美術館 3月21日まで
■ 没後20年 ルーシー・リー展
郡山市立美術館
会期:1月16日(土)- 3月21日(月)
モダンで情緒豊かな作風により世界的に評価・人気の高い陶芸家ルーシー・リー(1902?1995)の展覧会です。
ウィーンで生まれたリーは工業美術学校時代にウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンらの影響をうけ、ロンドンに移住後はイギリスを代表する陶芸家や研究家から学びます。バウハウス様式、バーナード・リーチ様式、ギリシャ様式、中国・朝鮮の古典陶磁器様式を取り入れ独自の様式を開拓しました。
リーを語る上で欠かせないのが釉薬。かつてない釉色を数多く開発し、彼女のあたたかみのある作風を特徴付けました。またろくろによって生み出される優美な曲線をもつ造形も魅力です。
本展は約200点の作品を通して、ルーシー・リー様式が形成される過程・全貌に迫っています。
ルーシー・リー関連の作品集や図録、関連書籍
●「ルーシー・リー モダニズムの陶芸家」
著者名 :エマニュエル・クーパー
出版社名:ヒューステン
発行年月:2014年7月 初版
サイズ :329ページ 23×15cm
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ハードカバー
あゝ、ウィーン
模範的な生徒
ろくろに魅せられて
自分自身の工房
センスある若き陶工
明日はまた別の日
ハイクラス・ポター
陶芸家とボタン作り
自分自身の方法で作れば良い
際立った力量
有機的な図形と空間へのアプローチ
都会的な陶芸家、都会的なポット
陶芸は私の仕事です
ポットの永続性 ほか
(目次)
ルーシー・リー関連の作品集や図録、関連書籍
●「Lucie Rie」
著者名 :トニー・バークス/西マーヤ/荻矢知子
出版社名:ヒュース・テン
発行年月:2001年9月
サイズ :228ページ 28×22cm
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特別寄稿/三宅一生
序文/巧妙さとシンプリシティ
ウィーンとアイゼンシュタット
ウィーン、分離派とウィーン工房
ウィーン、結婚1926〜1938
戦時中のイギリス
戦後のイギリス
アーツ・カウンスルでの回顧展
技法の章
1980年代前半
終章「もう十分作ったと思いません?」
謝辞
世界現代陶芸史とルーシー・リー/金子賢治
日本語版に寄せて
年譜
(目次)
ルーシー・リー関連の作品集や図録、関連書籍
●「Lucie Rie ルーシー・リー」
出版社名:水戸忠交易
発行年月:2004年10月
サイズ :63ページ 28×22cm
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ソフトカバー
20世紀の初めにウィーンで生まれ、英国で活躍した陶芸家、
ルーシー・リーの花瓶、鉢、珈琲セット、碗、水注などの作品
が、38点カラー掲載されています。