みんなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築 国立近現代建築資料館 3月13日まで
■ みんなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築
国立近現代建築資料館
会期:2015年12月3日(木)-2016年3月13日(日)
考現学の今和次郎を師としル・コルビュジエのもとで学んだ建築家・吉阪隆正と、彼の活動に共鳴したU研究室の若者達の建築を紹介する展覧会です。
教育者、探検隊長、文明論者であった吉阪のもと、U研究室の若者たちは積極的に活動し、彼らの建築作品を導く模型にはたくさんの「ことば」と「かたち」に満ちています。
本展は彼ら主要なプロジェクトを、図面や模型、吉阪本人の言葉を中心に展示します。
本展は吉阪の世界観にもとづく集団設計方法である「不連続統一体―DISCONT」を「みなでつくる方法」と捉え直す試みでもあります。
吉阪隆正関連の作品集や図録、関連書籍
●「DISCONT不連続統一体 吉阪隆正+U研究室」
出版社名:丸善
発行年月:1999年9月
サイズ :647ページ 18×17cm
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ことばの中で育ち、形の中に住みつく
ヴェニス・ビエンナーレ日本館
機能と形
吉阪自邸
浦邸
ヴィラ・クゥクゥ
材料と形
江津市庁舎
呉羽中学校
海星学園
硬い殻 軟かい殻 メビウスの輪
ベルギー領コンゴレオポルドビル文化センター計画
箱根国際観光センター・コンペ応募案
大島・元町復興計画 ほか。
(目次)
吉阪隆正関連の作品集や図録、関連書籍
●「モデュロール 黄金尺 日本版 全2巻揃」
著者名 :ル・コルビュジエ/吉阪隆正
出版社名:美術出版社
発行年月:1967年
サイズ :14×14cm
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・「モデュロール」
定価 :520円(税込み)
以下本文の説明文より-----
建築および機械のすべてに利用し得る調和した
尺度についての小論
・「モデュロール2」
定価 :680円(税込み)
以下本文の説明文より-----
ル・モデュロール第1巻1948年の続編
モデュロール2・1955年
発言は使用者に
吉阪隆正関連の作品集や図録、関連書籍
●「吉阪隆正集 全17巻揃」
出版社名:勁草書房
発行年月:1984年 初版
サイズ :21×15cm
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・「1 住居の発見」
以下目次より-----
気象的条件による変化
主要材料による変化
民族別による住居
・「2 住生活の観察」
以下目次より-----
住居・伝統と新しい時代
人工土地と住生活・グランアンサンブルを
生活学会と今和次郎
住生活をどう観察するか
・「3 住居の意味」
以下目次より-----
人間と住居
空間の骨組みと造形
世界の住居
住居論
・「4 住居の形態」
以下目次より-----
造形との出会い
ある住居・自邸
設計というドラマ
形の意味を求めて
・「5 環境と造形」
以下目次より-----
風土と造形に関するノート
形姿の意味
造形の生態学的考察
・「6 世界の建築」
以下目次より-----
出発点と到達点
建築表現論
現代建築批評
・「7 建築の発想」
以下目次より-----
世界の声に答える
日本館をつくる
学校をつくる
原理から構成へ
ことばから姿へ
ディテールを謳う
・「8 ル・コルビュジェと私」
以下目次より-----
ル・コルビュジエの来日
ル・コルビュジエを悼む
モデュロール
ル・コルビュジエの作品と方法
ル・コルビュジエの思想と運動
・「9 建築家の人生と役割」
以下目次より-----
建築家という存在
聖も凡も風姿あり
国際建築運動
建築家の役割
建築家論
・「10 集まって住む」
以下目次より-----
物質界の平衡とアーバンデザイン
集まって住むことの意味
どこにどんな風に住むのか
・「11 不連続統一体を」
以下目次より-----
不連続統一体の提案
システムと圏域
人のまとまりとスケール
人間解放のために
・「12 地域のデザイン」
以下目次より-----
ジャポニカ是非論
南北の都市計画
都市の計画論
まちづくり論
まちづくりプロジェクト
・「13 有形学へ」
以下目次より-----
有形学の提案
世界的視野で
有形学へのアプローチ
ユーケロジーとエコロジー
生活とかたち
・「14 山岳・雪氷・建築」
以下目次より-----
山と絵
キリマンジャロの二つの頂上
雪と私
積雪学への提案 ほか
・「15 原始境から文明境へ」
以下目次より-----
原始境から文明境へ
アラスカ・カナダの旅
アフリカ横断1万キロ
パリ/1950〜1952
スイス便り
・「16 あそびのすすめ」
以下目次より-----
あそびのすすめ
地球の歩きテク人
宇為火チノオハナシ
美を讃えること
・「17 大学・交流・平和」
以下目次より-----
大学・教育・告示録
建築教育と国際交流
中南米の建築教育
世界平和と日中交流
吉阪隆正関連の作品集や図録、関連書籍
●「住居学」
出版社名:相模書房
発行年月:1992年2月
サイズ :308ページ 21×15cm
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心の中の住居
不思議な人間関係
人と物の関係
物としての住居
住居のうつりかわりの法則
社会の中の住居
将来への課題 ほか
(目次)