琳派のやきもの 乾山 細見美術館 11月23日まで開催
■ 琳派のやきもの 乾山
細見美術館
会期:2015年9月19日(土)-2015年11月23日(月・祝)
尾形光琳の実弟で、江戸時代を代表する陶芸家である尾形乾山。
乾山の陶芸は華麗で絢爛豪華な琳派の中でもひときわ異彩を放っています。
本展ではMIHO MUSEUMの所蔵する乾山焼の優品が一堂に展示されています。
乾山は江戸中期、京都の裕福な呉服商の家に生まれ、恵まれた文化的環境で育ちました。
37歳にして陶芸を始め、「素人」であったことを逆手にとって、次々に焼き物の常識を打ち破っていきました。
自由で文人的ともいえるそのユニークな作風は現代に生きる我々の目にも常に新鮮に迫ります。
陶芸の世界における琳派の豊かな芸術性も堪能できる展覧会です。
琳派、乾山関連の作品集や図録、関連書籍
●「乾山 幽邃と風雅の世界」
開催 :2004年 MIHO MUSEUM
サイズ :357ページ 29×22cm
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本展は、食器を中心としたやきもの本来の用途と
いう「用」の美にも焦点を当て、江戸時代の食文
化を視野に入れながら、国内のみならず久方ぶり
に故郷の土を踏んだ海外からの作品も含め約180
点を展観、多角的に乾山の芸術世界に触れようと
するものです。(あいさつ文)
琳派、乾山関連の作品集や図録、関連書籍
●「乾山の芸術と光琳」
開催 :2007-2008年 出光美術館ほか
サイズ :245ページ 30*23cm
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江戸中期の京焼のニューリーダー的な存在であった尾形乾山の作品
と、その実兄であり琳派の大成者、尾形光琳の陶器/絵画作品を182
点カラー掲載。