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明治大正の小説家、児童文学作家

小川未明の童話『 赤い蝋燭と人魚 』

暗く冷たい北の海に棲ながらも、
人情があり優しい人間に憧れる
人魚の母親と、その娘の人魚と
人間とのお話です。

人はこんなにも弱いものなのか、
苦しいほど切なく悲しいお話と
酒井駒子さんの美しく
憂いのある挿絵が
深く心に沁みてきます。

晩秋の冷たく澄んだ夜空の下
感傷に浸ってはいかがでしょうか。

 

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