『 山びとの動物誌 』
紀州・果無山脈の春秋
宇江敏勝(著)
著者 宇江敏勝さんは1937年三重県尾鷲市で
炭焼きの家の子として生まれ、
紀州の山で暮らし、後に林業の仕事に
携われますが、
大自然のなか動物達との共存
当時はカニやエビ、ウナギが
谷川で獲れ、狩りもされていました。
宇江氏が若い頃は自然も豊かで
多くの野生動物がいたようです。
この 山びとの動物誌は自ら体験されたことです。
近所のスーパーやネットで生鮮食品が
購入できる今
昔ばなしのように感じますが
宇江さん御年83歳、ほんの数十年前の
事です。
自然保護、環境問題のことも
興味深く考えさせられます。
学生の方はもうすぐ夏休みですね。
読書感想文にも良さそうです。
小学高学年から楽しめそうですよ。
もちろん大人の方も♪
目次より
猪
野兎
カモシカ
地面に棲む鳥
夜に鳴く鳥
ウナギ
カニとエビ
虫たち
鹿
狸
イタチとその仲間
熊ー名人猟師聞き書き